どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

こんな本を読んだ。

『HIROSHIMA SANDBOX』

AIやIoT、最近ではDXなど横文字の単語が世間を賑わすようになりました。一方でその意味をどれだけ理解をしているかというと自分でも怪しいですね。何となくテクノロジーによって世の中が便利になるというボンヤリとしたイメージはあるのですが、何によって何…

『ゲコノミクス/藤野英人』

ゲコの投資家である著者がお酒を飲まない人の市場について書かれています。自分自身はお酒を飲めなくはないのですが好んで飲まないゲコなので興味深く読みましたね。自分自身がお酒を飲まないとは言え、宴の席は好きなので声がかかる限り参加するようにして…

『小説おそ松さん前松/三津留ゆう・石原宙』

六つ子全員がニートとなったおそ松さんの小説版は、兄弟大回転が起こり、序列が変わってしまったおそ松がメインの「末っ子おそ松」、ふとした事から妄想が頭から離れないチョロ松がメインの「チョロ松、深夜の大冒険」。成長してもニートとして過ごす六つ子…

『PREDIDENT 2021年07月16日号』

都市圏は収入が多いが支出も多い、地方は収入が少ないが支出も少ないと良く聞きます。ただしインターネットの普及により、都市圏のものも地方で買えるようになってので支出の格差は減ってきているのかなと思います。一方で収入格差は少子高齢化が続く以上広…

『死ぬまでに行きたい!世界の絶景/詩歩』

絶景プロデューサーの詩歩さんが厳選した絶景が現地情報と共に綴られています。新型コロナウイルスの影響で海外はおろか国内旅行もままならないので、絶景写真を見ると気分が和らぎますね。現地に行ってみたくもなるのですが(苦笑)有名どころでいうとアン…

『ジェームズ・ボンドは来ない/松岡圭祐』

2003年、007を主人公とした小説が舞台に選んだのは瀬戸内海の小さな島・直島だった。「もしかしたら島が映画の舞台になるかも!」浮足立つ島民は熱狂し、本格的に映画の誘致活動を始めた。しかし、盛り上がる島民を横目に直島に暗雲が立ち込め始めた・・・。…

『Kodomoe 2021年08月号』

「読書好きになる!絵本100」が特集でした。ベストセラーからあまり知られていない作品まで多種多様で面白かったですね。有名人が語る「私を育てた絵本」という特集も面白かったです。自分は何かなと振り返ると、色々記憶に残っている絵本は多くあるのですが…

『PLAY_WORK~仕事の生産性がグングン高まる遊びながら働く方/ピョートル_フェリクス_グジバチ』

Googleで人材育成と組織開発に携わり、現在は組織文化の変革コンサルティングを行う著者のメソッドが書かれています。200ページありますが余白も多くシンプルに書かれているので短時間で読了することができました。自己認識→自己開示→自己表現→自己実現のス…

『母影/尾崎世界観』

小学校でも友だちのいない「私」は母親の勤めるマッサージ店で母親の仕事中に、部屋の隅に隠れてその様子を見ていた。「お客さんのこわれたところを直している。」という母親だったが、まるで母親の方が壊れていくようだった。学校でも母親に対する噂が広ま…

『PRESIDENT 2021年07月02日号』

何歳であろうと勉強することは大事ですし、何歳であろうと勉強はできます。それは資格の取得に限らず、何か知識を取得するのにも言えますね。印象的だったのは最年少の10歳で第一種電気工事士の資格を取得した新田さんのお話ですね。父の正晴さんが気を付け…

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書/西岡壱誠』

本の読み方を変えることで地頭力を鍛えて自分で考える力を付けるという目的のもと、西岡さんが東大生にも聞き取りをしながらまとめてあります。頭に残る読書方法いうのは他の著書でも書かれているので、何とくなくイメージはあります。個人的には本との向き…

『鎌倉うずまき案内所/青山美智子』

人が人生にはぐれた時に現れる「鎌倉うずまき案内所」古ぼけた時計屋の地下にあるその中には双子のおじいさんとアンモナイトが待っている。「はぐれましたか」と尋ねるおじいさんに話を聞いてもらうことで、はぐれた人生に再び戻ることができる。会社を辞め…

『男性育休の教科書』

法改正によって男性の産後休暇も制度化され、より男性が育児に参加しやすくなるという環境が整えられてきました。その環境整備の中でも最たるものとして育児休暇の取得向上について国は力を入れているのですが、思うように進んでいないような気もしています…

『パンと牢獄/小川真利枝』

政治犯として捕まったチベットのドゥンドゥップとその妻であるラモ・ツォのアメリカへの亡命までが書かれていました。チベットに対する予備知識が全くなかったので少し難しい内容でしたね。もっと勉強しなくては。自分が持っていたイメージは「高貴」と「不…

『あんなにあんなに/ヨシタケシンスケ』

ヨシタケさんの作品は笑顔になれる作品が多いのですが、これは思わず涙が流れてしまいます。子供の成長と親の老いを重ねた名作ですね。共感することが多くて、すぐに伸びる髪の毛や風邪をひいてからの復活劇は思わず「そうそう!」とうなづきました。改めて…

『日経TRENDY 2021年01月号』

「今買うべきいいもの150」が特集でした。気になったものはケータリングサービス「SPAMS GOOD」のスパムむすびですね。色鮮やかでギフトとしても活躍とありましたが、トッピングの種類も豊富ですので自分用に買ってもいいなと思いました。また、ミワックスの…

『amazonの絶対思考/星健一』

楽天を使うこともあるのですがやはりamazonを使う頻度の方が高く、自身の生活に無くてはならないものになっています。アマゾンジャパンで事業本部長を務めた著者が、中から外からの視点で最強組織について書いてあります。一番印象的だったのは他の企業とama…

『ローカル線で行こう!/真保裕一』

宮城県下のローカル線・もりはら鉄道は年間赤字2億円を出す廃線間近の鉄道会社だった。そんな赤字路線を立て直すために社長として送り込まれたのは篠宮亜沙美。彼女は新幹線のカリスマアテンダントだった。鉄道どころか会社経営自体が素人の彼女に、県から出…

『PRESIDENT 2021年06月18日号』

新型コロナの影響を受けた経済やライフスタイルの変化について特集がされていました。マクドナルドの収益が上がっているという実態は以前にニュースで読みましたが、その要因として「デリバリー」「ドライブスルー」「家族買い」が挙げられています。確かに…

『まず「できます」と言え。やり方は帰り道で考えろ。/石原和幸』

英国の国際ガーデニングショー「チェルシー・フラワーショー」で3年連続ゴールドメダルの受賞経験がある庭師・石原さんの仕事術が書かれています。自分が今行っている業務とかなりかけ離れていますが、それでも学ぶところは多くありましたね。例えば「世界の…

『僕らは風に吹かれて/河邉徹』

古着屋でバイトをしながら自分のファッションをインスタグラムに上げている湊。5万人のフォロワーがいる彼は、ある日人気上昇中のバンド「ノベルコード」のボーカルである蓮に誘われ、バンドのメンバーとなった。あれよあれよという間にノベルコードの進む列…

『&Premium 2020年11月号』

歳を重ねてある程度の収入が増えたのもあるのですが、段々と大量消費からしっかり選んだものを使うようになりました。こだわりを持って作られたものやストーリーを持つものを中心に選んでいます。HOEKを運営する大井夫妻の「コンセプトに共感できるもの」と…

『言葉ダイエット/橋口幸生』

仕事柄で文章を書くことが多いのですが、資料を作る時もメールを打つ時も「どうすれば伝わるか?」ということを意識して書いています。また普段書く日記や書評も同様ですね。その中で少しでも伝わりやすい文章を書けたらという思いで著書を読みました。感想…

『うなぎ女子/加藤元』

鰻屋「まつむら」を舞台に一人の男・権藤佑市と関わった女性5人の物語。家族の反対を押し切って動静を始めた笑子、高校時代に振られたが職場で再開した加寿枝、バイト先で知り合ってひょんなことからルームメートになった史子などなど、それぞれが佑市に振り…

『日経TRENDY 2020年12月号』

2021年も下半期に突入していますが、振り返りの視点で読むと面白いですね。例えば容器のリユースである「Loop」や長野でテレワークなどは最近よく聞くので、当時ヒット予測に入っていたのも納得です。1960年代の日本の街並みを表現した西武ゆうえんちのヒッ…

『リーダーの戦い方/内田和成』

新型コロナが猛威を振るうような混沌とした時代には新しいリーダーが求められます。一方でリーダーひとりで解決できるような社会問題はありません。それなのに何でも解決できるようなスーパーヒーローのようなリーダーを世の中は求めがちです。特に日本はそ…

『明日の記憶/荻原浩』

一人娘の結婚が近づく中、広告代理店の営業部長である佐伯は物忘れに悩まされていた。妻の枝実子と一緒に訪れた病院で診断されたのは「若年性アルツハイマー」。仕事では重要案件、プライベートでは娘の結婚と、自分の周りが慌ただしくなるのに比例するよう…

『PRESIDENT 2021年06月04日号』

割と楽天家な一方で悩むことも多いと思っています。ただどんだけ悩んでも翌日には切り替えるようにしており、その意識もあって寝て起きたら気にしなくなっていることが多いですね。それに悩んで後悔するというよりも、どうすれば良かったか、今後どういった…

『日本人の勝算/デービッド・アトキンソン』

観光関連の仕事が有名ですがゴールドマン・サックス時代に日本の不良債権の実態を調査したこともあり、今回も「人口減少」「高齢化」「資本主義」の観点から書かれていました。日本は高い技術力がありながら生産性は世界レベルで見るととても低いというのは…

『ニワトリは一度だけ飛べる/重松清』

三杉産業の営業マンとしてそれなりの成績を上げていた酒井裕介が突然告げられた移動先は、左遷部署とよばれるイノベーション・ルームだった。同じく異動となったのは同期の中でもトップランナーで走っている羽村、大阪支社の若手中川。そして彼らを迎えるの…