どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『PLAY_WORK~仕事の生産性がグングン高まる遊びながら働く方/ピョートル_フェリクス_グジバチ』

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Googleで人材育成と組織開発に携わり、現在は組織文化の変革コンサルティングを行う著者のメソッドが書かれています。200ページありますが余白も多くシンプルに書かれているので短時間で読了することができました。

自己認識→自己開示→自己表現→自己実現のステップで書かれていますが、個人的には特に前半2つが大事だと思いますね。自分を知り、それを相手に伝える。

自己認識の部分で言えば「仕事が面白いからやる。そうすれば仕事に集中できるし、生産性も高まります。」とあります。
まさにそのとおりで、好きこそものの上手なれという言葉もあるように仕事が面白いに越したことはありません。一方で、面白みを見いだせない仕事ならどうすればいいか。
その方法として、視点を変えることや環境を変えることが大事とあります。
ミーティングにおいても雑談を最初に入れるなど遊び感覚を入れながら業務に取り組んだり、自分の好きなこと・興味のあることを周りに展開することで仕事を進めやすい環境を作ったりできますということですね。

非常時対応の時の瞬間風速的なエネルギーを出すために、あえて混乱を作るというのも面白いでした。やられた方は焦りますが(苦笑)

 

一冊を通して「仕事に遊び感覚を取り入れる」ということが主旨になっているのですが、その裏では「意見と感情を分けて処理する」や「人を信じて最後までコミュニケーションをあきらめない」など、対人関係に重きを置いていました。
個人的にも人を大事にしなければならないというところには共感しており、労働力減少が進む中、こういった組織が最終的には残るのでしょうね。