どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく東大読書/西岡壱誠』

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本の読み方を変えることで地頭力を鍛えて自分で考える力を付けるという目的のもと、西岡さんが東大生にも聞き取りをしながらまとめてあります。
頭に残る読書方法いうのは他の著書でも書かれているので、何とくなくイメージはあります。個人的には本との向き合い方によって理解度は変わってくるが、一方で「この本から一つでも多く吸収してやるぞ!」という強い思いを持つと、読書自体が重荷になってしまうと思っています。
リラックスした状態で読むことができれば一番学びが多いのではないかと思いますし、そういった意味で著書に書かれているようなことをリラックスした状態で取り組むことができれば、「地頭力の強化」に近づくでしょうね。

本著を読んで最初に感じたのは「姿勢」が大事ということ。
ここでいう姿勢とは志のことではなくて、背中を伸ばすなどといった体に関することです。確かに寝転んで読むと理解度が低いですし、椅子に座って読むとしっかりと読み込むことができます。まぁその分集中力も長くは続かないのですが(苦笑)

読み方としては「疑わしいことに疑問を持ち、自分で調べる追求読み」が重要とありました。
本に書いてあることを鵜呑みにするのではなくて、本当に正しいか疑いながら読むことで理解力が高まるのですが、確かにそうだなと感じましたね。僕自身もリラックスした状態で読むことが多いので、疑いを持つことはあまりないのですが、この読み方も試してみようと思いました。

そしてアウトプット要約として「帯のコメントを考える。」。
最近は作家に敬意を示して書評をしっかり書くようにしていますが、以前は見直すときに時間がかからないように100文字で書評を書いていました。これが結構難しくて、帯コメントの分量となると尚更理解がないと書けないですね。
自分自身も帯コメントを読んで本を購入することもあるので、読んだ人の心に刺さる帯コメントが書けたらなとも思います。


書かれていることの全てに取り組むと読書がおっくうになりそうですので(苦笑)、この3つくらいは意識してこれからも読書をしようと思います。