どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

こんな本を読んだ。

『PREDIDENT 2021年12月31日号』

周りの同世代と年収について話をすることがないので、自分の給料が高いのか安いのかはわかりません。本来はもっと気にしないといけないと思いますが、足りないならお金を増やすからいいかとも思っています。一方で法律とお金の知識はあっても損にはならない…

『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。/Jam』

もともとそういう性格なのか、環境や年齢がそうしたのかはわかりませんが物事をあまり気にしなくなりました。ムカついたり心配したりすることは人並みにあるのですが一晩寝ると「まぁ何とかなるか」と思えるようになりましたね。本のタイトルが秀逸で書いて…

『きみはだれかのどうでもいい人/伊藤 朱里』

同期が休職したことによって県税事務所に異動になった中沢環。彼女の仕事は税金を滞納している県民に支払いを促すことだった。県税事務所には環の前任の染川裕未、ベテランのパート田邊陽子、規則を重要視して部署内の空気を引き締める堀、そして空気の読め…

『旅の手帖 2021年08月号/交通新聞社』

天草、しまなみ海道、淡路島の有名どころから能古島や気仙沼大島など馴染みの無かった島まで幅広く組まれていました。自分としても山よりも海の方が好きで、島旅行も好きなので楽しく読めました。それこそ天草や淡路島は行きたいと思いながら行けていないの…

『なんでも図解/日高由美子 』

先生と生徒の会話を中心に7日間のトレーニングをしながら図解をマスターするという内容になっています。図解の認識しやすさは理解していて、極力丸印や矢印を使ってメモを取るようにはしていますね。この本を読んでいいなぁと思ったのは余白の使い方とアイコ…

『株主総会/牛島 信』

リストラ目前の総務部次長・各田は、半導体生産の雄である木谷産業の株主総会で突如社長の蒔山を解任して、会社を乗っ取った。木谷産業の年商は2,000億円。いったい何が起こったのか。そして蒔山個人を訴えようとする各田と会社を取り返そうとする蒔山。お互…

『kodomoe 2021年12月号』

絵本とおかし・おやつは親和性があるのでいい特集ですね。読んでいて食べたくなりました。息子も好きでよく読んでいるノラネコぐんだんの「苺サンドショート」は本当に美味しそうですね。「このケーキはこれだよ。」と絵本を見せながら食べたいです。汚れて…

『神様、仏様、稲尾様/稲尾 和久』

自分が産まれる前の時代の名言として記憶にあるのが「権藤、権藤、雨、権藤」とこの本のタイトルの「神様、仏様、稲生様」です。プロ野球選手としてシーズン42勝という異次元の記録を持ったピッチャーだということも知っていて、どういう選手だったかは気に…

『もしも徳川家康が総理大臣になったら/眞邊 明人 』

2020年、首相官邸で新型コロナのクラスターが発生し、総理大臣が死去した。混乱を鎮めるために政府がとった対応はAIとホログラムによって歴史上の偉人たちを復活させ、最強内閣をつくる計画ことだった。総理大臣・徳川家康をはじめ、官房長官・坂本龍馬、経…

『PRESIDENT 2021年12月17日号』

テーマは「投資入門」とありましたが、入門よりも少し上のステップのように感じました。これまでも投資をテーマにした特集はあったのですがこれまでの方が入門だったような気はしますね。ただし、この特集をリードとして他の専門書に入るという意味ではいい…

『東大卒、農家の右腕になる。小さな経営改善ノウハウ100/佐川 友彦』

栃木県の梨園「阿部農園」に参画した佐川さんの農園改革について書かれています。東大卒とタイトルにありますが、東大の世間一般のイメージであるインテリとは違って御本人は挫折も経験されており、人間味のある内容でした。前半は阿部農園での実体験、後半…

『横道世之介/吉田 修一』

1980年代後半のバブル期ど真ん中に進学のため上京した長崎出身の横道世之介。18歳の彼はどこにでもいるような普通の大学生で、ホテルのアルバイトを頑張りながら大学に通っていた。推しの弱さゆえに加入したサンバサークル、同級生倉持と阿久津の突然の結婚…

『Pen 2021年09月号』

時々二拠点生活に憧れを持つことがあるのですが、一方で保育園に通う息子がいる今の生活でそれを実践するのは難しいだろうなぁと早々に諦めてしまいます。そこに後悔はないのですがそれでも雑誌の特集やニュースを見つけると見てしまいますね。生活している…

『高校魅力化&島の仕事図鑑/大崎海星高校魅力化プロジェクト・松見敬彦』

しばらく来島していないのですが、一時期仕事でよく行っていたので大崎上島には勝手に親近感を持っています。その大崎上島の一丁目一番地の取組である高校魅力化プロジェクトについて書かれていました。文を書かれている松見さんの表現もよくて、プロジェク…

『城崎裁判/万城目学』

筆の進まない小説家が出版社の担当に勧められて向かったのは兵庫県の城崎温泉。昔ながらの温泉地で小説家が出ったのはお化けイモリや頭にマゲを乗せた桂小五郎と名乗る男。そして城崎のシンボルともいえるコウノトリ。不思議なことばかりが起こる城崎温泉で…

『PRESIDENT 2021年12月03日号』

歯が欠けてから定期的に歯医者に通っており、その間に親知らずも一本抜きました。このため歯医者は割と身近にあるのですが、眼のメンテナンスはあまり意識したことが無かったですね。幸いにも両目とも裸眼で1.2以上あるのですが、それにあぐらをかかずにしっ…

『共感SNS/ゆうこす』

2019年の発行で移り変わりが激しいSNSをテーマにしておりますが、根源というか不変の内容が書かれているので今の時代にも通用すると思います。フォロワー数が多いのがいいのではなくて、リアクションをしてくれる人がどれくらいいるかやそこに信用がどれだけ…

『神様ドライブ /浜口倫太郎』

神主の父を早くに亡くした大学生のみつるは就職活動も上手くいかないまま大学を休学していた。そんな時みつるに声をかけたのはそんな父親似の紡。「全国の神社を巡る旅に出ないか。」と言われ、二人は車で日本一周の旅に出ることに。彼氏の不倫現場を目撃し…

『BRUTUS-長野県の大正解-/マガジンハウス』

特集のタイトルが抜群にいいです。長野県にゆかりのある人は大半が購入するんじゃないかと思いますね。学生時代を長野県で過ごした自分も見事にその戦略にハマって購入しました(笑)長野県というと、山、温泉、そばくらいが外から見たイメージじゃないかと…

『TRAILBLAIZER-企業が本気で社会を変える10の思考-/マーク・ベニオフ、モニカ・ラングレー』

資本主義よりもCSRやSDGsへの貢献を求める企業が多くなってきました。自分自身も同じくらいのクオリティを提供する2つの企業があるならそこに物語や信念がある企業を選ぶようにしています。そこにはブランド(=顧客との約束)があるのですが、著作ではそれ…

『チェルシー/桜井亜美』

ネット掲示板「メビウス・ゼロ」に集団自殺の開催を書き込んだ少女「チェルシー」。その呼びかけに賛同したポッキー・プリッツ・ハイジの男女4人はレンタカーを借りて富士の樹海を目指す。最後の旅に向かった4人が悩み、思い、感じたこととは・・・。2007年…

『日経TRENDY 2021年06月号』

毎年の上下期のトレンドくらいは緩く把握するようにしているのですが、今回はあまり響くものが無かったような気がします。コロナの影響で身動きが取りにくいからかもしれませんね。そんな中で気になった商品・サービスが2つありました。1つめはハウス食品の…

『ハッタリの流儀/堀江貴文』

ハッタリとありますが何となく「啖呵を切る」に近い印象がありました。まずは口に出してあとから辻褄を合わせると。その心は現代にプロセスエコノミーという言葉が生まれたように、結果までの過程が重要視されるような時代になっていて、成功でも失敗でもそ…

『拝金/堀江貴文』

フリーターの藤田優作が出会ったのは謎のオッサンである堀井健史。年収200万円だった藤田は堀井の出資を受け、堀井の言うとおりに行動した結果、携帯ゲームが大成功。その後、藤田の人生が加速し始めた。あっという間に会社は年商500億円のIT企業となり、藤…

『PRESIDENT 2021年11月12日号』

日記を書いていることもあって、いかにわかりやすく文章で伝えるかについては日々意識をしています。それと同時に日々改善の毎日ですね。こればっかりは経験値によると思っています。面白かったのはAmazonが「Amazonパントリー」を立ち上げた時のプレスリリ…

『進化する里山資本主義/Japan Times Satoyama推進コンソーシアム・藻谷浩介』

里山資本主義という考え方も世の中に浸透していますが、改めてその考え方について実例を交えて説明されていました。"筆者が現在考えている里山資本主義とは、農山漁村に限らず都会でもどこでも実現できる、"里山"的な資本主義のことだ"とあります。個人的に…

『彼岸花が咲く島/李琴峰』

記憶を失った少女が流れ着いたのはノロが治める島だった。女性しかなることができず、男性は女性と違う言葉を話す。歴史を伝えるのも女性のみという島のおきての中で、流れ着いた宇実と宇実を見つけた游娜の二人の少女。そしてノロになりたい少年の拓慈。三…

『日経TRENDY 2021年04月号』

大手三大キャリアがこぞって格安料金を打ち出したので、改めて菅前総理の功績は大きいなと思いました。一方で自分はまだ料金体系の見直しまで時間が取れていないので早めに検討しないといけないですね(苦笑)今使っているキャリアがauなのですが、フローチ…

『頭が良くなるインプット/齋藤孝』

「読む」「書く」「覚える」「調べる」をキーワードとして子どもに対してわかりやすい言葉で書かれていました。漢字にフリガナも打ってあっていいですね。ただし中身は大人にも言えるようなしっかりした内容でした。本の中身を人に説明することやストーリー…

『鉄の骨/池井戸潤』

中堅ゼネコンである一松組の現場で働いていた4年目・富島平太は突然業務課に異動となった。“談合課”と揶揄される業務課での仕事は大口の公共事業の受注。S区役所の公共工事を落とせなかった一松組にとって、今度の地下鉄工事を取らないといよいよ経営が危な…