仕事柄で文章を書くことが多いのですが、資料を作る時もメールを打つ時も「どうすれば伝わるか?」ということを意識して書いています。また普段書く日記や書評も同様ですね。
その中で少しでも伝わりやすい文章を書けたらという思いで著書を読みました。
感想としては「伝える」をテーマにした内容だったのですが、個人的にはわかりにくかったように思います。
書かれているのはもっともだと思いますので構成の問題かもしれませんね。文章をBefore Afterで比較されていたのですが、見開き2ページに何個も例があったので絞ってもいいのかなと感じました。
印象に残ったものとして「記号をそろえる」。
確かに何かを強調するときに「 」を使うのですが自分はこれを使いこなすのが苦手で、2種以上の「 」を使おうものなら、途端に迷子になってしまいます(苦笑)
これは「確かにそうだなぁ」と感じましたね。
また「発見を取り入れる」のも大事ですね。
時事ネタでもそうなのですが事実をただただ伝えるだけではなくて、自分の考えを入れるとその文章に説得力が出てきます。1億総発信時代だからこそ、自分の視点を大事にしないといけません。
そして一番印象に残ったのが「おいしいラーメンを作りたければ、おいしいラーメンをたべなくてはいけない。読みやすく書きたいなら、読みやすい文章にふれなくてはいけない。」でした。
どんな体験も同じなのですが良質なものに触れることで質が高まってきます。そのためには膨大な量に触れる必要があります。
結局は文章力も近道が無くて試行錯誤を繰り返すのが王道なんでしょうね。