『読書をする人だけがたどり着ける場所/齋藤孝』
本を読むことと読まないことの比較や、本の読み方について書かれていました。
どちらかというと、読むことと読まないことの比較に興味があったので、後者に力点を置いてある構成だったことは自分が少し求めるものと違っていましたね。
そんな中で「本の読み方」の部分の面白かったことは、「他人のレビューを読むこと」と「読んだ本のポップを書くこと」でした。
レビューについてはあまり他人の読むことは無いのですが、少し読んでみて自分とは違った感想に触れるのも面白いかもしれません。
もっとも印象に残っているのは「本を読むのに才能はいらない」ということです。
自分自身も本を読むようになったのは29歳と遅咲きなので、もっと早い段階で読書の楽しさに気づけば良かったなと思っています。
基本的には本から何かを得ようとするのではなく、単に楽しいから読書をしているわけで、そのスタンスは変えずにこれからも読書をしようと思いますね。