地域ブランディングという言葉が流行りのように使われているなかで、何かモヤモヤしたものがありました。それをこの本に書かれているとおり、プレイスに置き換えるとしっくりきましたね。
地域ブランディングは産品作りのイメージが強いので、場所に置き換えると。
結局は歴史文化と人の生活を誇張することなくありのままに伝えることが大事ですね。そして、ポートランドのように知識やスキルを始めとする様々なリソースを地域間で共有できるようになれば、それがブランディングにつながるのだと思います。
特にポートランドの「村レベルの成功」という言葉がとても良かったです。越後で言われていた「その土地の特色がコミュニティをつなぎ機能させる触媒になる」という言葉も。
そして、プレイスブランディングを成功させるためにはCSV思想を持つ地元企業と一緒になって、短年度の成果をもとめるのではなく中長期な視点をもった取組を行っていくことが大事です。