結構前のことですが九州五輪が検討されている記事を新聞で読んだことがあります。もともと九州という地域が好きなので、その時は本当にワクワクしましたね。
あれから何年経ったかはわかりませんが、オール九州のもとで地域を盛り上げる地元創生について書かれていました。
ブランドは発信する側ではなく、受けとる側に醸成されるものとあるように、本質を伝え続けることが大事です。
その土地の魅力は何か、地元にとって伝えたいことは何か。伝えたいことがきちんと伝わっているかをしっかり考えないといけませんね。
また、何事も継続することが難しいのですが、それは地域活動でも同じでひたすら継続することが重要とあります。
十年間看板を上げ続けたら、地域にとってなくてはならない存在になると。
他にも、「違和感は正しい」や、「売れるブランドは、例外なくその根底に「信頼」がある」、「いつの時代も「人」こそが資源」など、印象的な言葉も多くありました。
全体的に実体験に基づいて書かれているので著者の熱量が存分に伝わってきたのですが、本の構成が自分と合わなかったのが唯一残念なところですね。