どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『CHANGE~未来を変えるこれからの働き方/谷尻誠』

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谷尻さんは、裏表なく接する人だという印象を持っていますが、著書を読んで改めて思いました。コンペに出した自分の作品について、考え方を結構赤裸々に話されているので、ビジネスに有りがちな手の内を明かさないということは、しないのかなと感じましたね。
なので、書かれていることも上部ではなく、本心というか核心的なことを言っているので、スッと入ってきました。
一番共感したのは、職場環境の話でした。
「どんな仕事であっても、その場のいい空気こそがいいものを生み出すと信じているので、「なんだかいいものが生まれそうだな」という空気づくりをすることを心掛けています。」とあります。仕事の悩みの大半は人間関係だと思っていますので、それに関わる空気づくりが大切というのは、凄くよくわかります。機嫌のいい人と仕事がしたいですからね。

他には、「最初から完璧な人なんていない。どこで、どんなチャンスに出会えるかの違いであり、その時に頑張れるか頑張れないかの差なんです。」や、「「変化に強い」ことこそがグローバルリーダーの資質である。」というのも共感できますね。
また、施主の価値観を知るために、その人が今住んでいる居住空間に行くというのは、なるほどなと思いました。

人は全く未知のものに心を開きづらいもの。人の心を打ちたいなら、既知と未知を融合させるセンスを磨くべきだとあるように、この本のタイトルである「CHANGE」も、既知と未知を組み合わせれば変革が進みやすいのでしょうね。

わかりやすく、また面白い内容でした。