大学の付属高校に通う普通の女子高生・椎名裕子は大学付属高校の一年生。憧れの先輩・片瀬と仲良くなりたいが、いざ目の前に立つと緊張してしまい上手く喋ることができない。そんな中、裕子のファーストキスを奪ったのは、帰国子女でクラスから浮いている早紀だった。
もともとドラマを小説に起こしているので、イメージしやすいようなわかりやすい文章で書かれています。結構登場人物が多いのですが、それぞれの人物像がしっかりしているからわかりやすいというのもあるでしょうね。
展開もはっきりしていて読みながら飽きることはないのですが、終わり方が何となくモヤッとしている感じがします。読者の想像にゆだねるような感じでしょうか。
メンバーの5年後くらいを描いても良かったような気がしました。