ないものを、いかに埋めるか。それが最大のモチベーションだった団塊の世代までの世代と比べて、今は物が溢れ物質的欲求が満たされている世代であり、この世代を「乾けない世代」と表現されています。
団塊の世代は「達成」と「快楽」を欲し、乾けない世代は「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」を重視するというのが、とてもしっくりきました。それがモチベーションにも影響すると。
『「他人から見れば非効率かもしれないけれど、私はどうしてもこれをやりたい」という、偏愛とも言える嗜好性を、個人がどれだけ大事に育て、それをビジネスに変えていけるかが資本になっていく。』とあるように、AIが発達することによって、好きなことを磨いて生きていく人は増えるでしょうね。
そんな中でも完全にデジタル化できない所はあって、『誰もがやりたがらない作業を率先してやることで、「いざとなったら、地味な作業もきちんとやってくれる」と周囲に信頼されるようになる。』や『コツコツやること。』というのは何年たっても核心的なことなんだろうなと感じています。
好きなことは何か、モチベーションが上がることは何かについて、改めて考えてみようと思います。