どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『地域人 第32号/地域構想研究所』

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ヨーロッパのまちづくりの例として、人がいるところにスタジアムを造るのではなく、スタジアムを中心にまちづくりをするというのを聞いたことがあります。

日本はというと商業施設がいい例なのですが、人が多いところに集客力が必要なものを造っている印象ですね。

そういった意味で、お城を中心に行うまちづくり・地域づくりはある意味逆の視点だと思います。

よくよく考えれば歴史建造物に限って言えば、これまでもこうしたまちづくりは行われてきたわけで、それは現代の建造物も同じだとは思うのですが。

そんなときに必ず言われるのは点ではなく面での取組が必要という言葉。理屈は分かるのですが、まちづくりを行うには横(業種間)だけではなく、縦(年代)の連携も必要になってきます。年代を縦と言うかはありますが。

クロスの連携は日本特有の難しさがあるのですが、それを結びつけるフックのひとつとして「お城」というキーワードはいいでしょうね。

その歴史を内部の人が腹落ちし、外部の人に上手く発信することができれば、より良い地域になるのだと思います。

個人的には、会津若松の取組である「四つのどうぞ」がいいなと思いました。

(「いすをどうぞ」、「お荷物をどうぞ」、「お茶をどうぞ」、「トイレをどうぞ」から自分の店でできることを提供する取組)