どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

夢想漣えさし/2019 海勇波道

YOSAKOIソーラン祭り2019の演舞を見ました。

後半に向けてボルテージが上がる構成、響く歌声、扇子の使い方が例年の事ながら圧巻でしたね。

ただ、気になったのが例年に比べて振付の完成度というか、揃い具合がよく無かったような気がします。豪快ではあるのですが。

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『なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?/志賀内泰弘』

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仕事ができる人に机の上が汚い人はいないということをよく聞きますが、広い意味で掃除ができる人は何事も几帳面だと思いますね。お金も時間も人間関係も。

作品の中では、掃除に絡めて様々なメッセージが書かれているのですが、軸は「掃除をすると人生が変わる」ということなので、わかりやすくすんなり入ってきました。小説というところも良かったのでしょう。

その中でも
◆0と1の差は、1ではなく、実はとてつもなく大きい・・。それこそ、『0と1の差』は、百も、千も、万も、億も、違う。
◆仕事とは気づき。
◆見返りを求めると上手く行かない。
などの言葉が印象に残っていますね。

深く考えずにまずはゴミを拾うところから始めればいいのだと思います。
この本を読んでからはゴミや散らかった状態が気になるようになったので、見事に策略にハマったのかもしれません(笑)

THE MANZAI 2018の話

マイクと掛けまして、ホラー映画と解きます。
その心は、『どちらも音量が付きもの(怨霊が憑き物)です。』
こんばんは。

 

テレビで放送されてから早や半年。そもそも2018年も終わっとるんじゃけど、今更ながらTHE MANZAI2018の録画を見ました。

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3時間半っちゅう長丁場で、何回かに分割する始末(苦笑)


一気に見ればレビューも変わってくるかもしれんが、それはそれで良しとしよう。というわけで、遅れてきたレビューっす(笑) 順番は面白かった順です。

サンドウィッチマン
警察24時のネタ。
細かなボケを重ねてずっと笑わせる辺り、さすがじゃったわ。情熱の国スペインと、坊主とスキンヘッドの言い争いのくだりが良かったです。

博多華丸・大吉
イカ不漁のネタ。
なんか、居酒屋で飲みながらやってそうな漫才じゃな。よくこのテーマで漫才をし、なおかつ爆笑をさらっていけるなぁ。流石ですわ。

銀シャリ
10回クイズのネタ。
今までの銀シャリと少しテイストが違ったけど、面白かった。ボラギノールのくだりが良かったなぁ。橋本さんのアドリブっぽかったけど、実際はどうなんじゃろ。

パンクブーブー
なぞなぞのネタ。
細かなボケを入れてくるあたり、上手いですわ。結局パンで押しきったし、後半のトラックのくだりも良かった。

タカアンドトシ
もの忘れのネタ。
上手いなー。爆発するような笑いは無かったんじゃけど、コツコツ安打を重ねるような漫才じゃったし、オチも読めたけど面白かったわ。

ナイツ
サッカーのネタ。
時間稼ぎの所など上手いと思うところが
ぎょうさんあった分、後半の失速がもったいなかったかな。小道具を用意する時間でぶつ切りになってしもうたし。

テンダラー
感動の再会のネタ。
仕事人やミッションインポッシブルと同じ構成のネタなんじゃけど、上手いな。この構成でネタやるとテンダラーがずば抜けるな。

矢野・兵動
老化のネタ。
ずっとトップギアで最後まで通すあたり、さすがベテランじゃなぁ。すべらない話をさらに面白くしたような感じじゃった。

中川家
CEO・教習所のネタ。
上手い。じゃけど、まとまったまま終わったような印象ですな。CEOのネタが良かったけぇ、そのままCEOで通した方が良かったんじゃなかろうか。

ミキ
新婚旅行のネタ。
M-1グランプリ2018の時より、こっちのネタの方が面白かったなぁ。相変わらずお兄ちゃんの滑舌の悪さが気になるけど、ネタ自体は面白かったと思う。

霜ふり明星
カラオケのネタ。
何となくせいやさんの運動量が少なかったような気がする。ただ、粗品さんの言葉選びは流石ですわ。野党と120゜の工藤静香が良かったな。

NON STYLE
井上家に招待のネタ。
テンポもいいし上手いんじゃけど、綺麗にまとまってしまったという感じじゃなぁ。時にはツッコミの後に井上さんがもう一言被せても良かったかな。

爆笑問題
2018年の時事ネタ。
例年に比べて太田さんのボケのキレが悪かったような気がするかな。三種類のボケを使いこなすとは聞くけど、練り込まれたボケが少なかったですね。

笑い飯
蚊を叩くネタ。
笑い飯の真骨頂を見た気がするわ。笑い飯にしかできんネタのチョイスじゃね。天晴れです。


海原やすよ・ともこ
東京と大阪のネタ。
女性だからかもしれませんが、言葉がキツすぎずちょうどいいので聞きやすいわ。和牛の方のゾンビが面白かった。

インディアンス
ヤンキーのネタ。
しゃべりも上手いし、キャラも立っとるので、もう少し熟練されるとアンタッチャブルみたいな存在になるじゃろうなぁ。

流れ星
ちゅうえいイライラ棒のネタ。
一発ギャグを軸にした漫才ってあまり見んような気がする。肘神様が出てきたのが良かった。

千鳥
権蔵院園のネタ。
相変わらずクセが凄いんじゃー(笑)そのまま突っ走るメンタルは凄いね。独自の通貨で笑ってしまった。

ハマカーン
恩着せがましいネタ
嫌いじゃないんじゃけどあと一歩といった感じじゃなぁ。でも神田さんがボケるようになって安定感が出てきた気がする。

チュートリアル
霊感のネタ。
話の途中に論点の違うところで引っ掛かる漫才は他の漫才でもよく見るけぇ、既出感があったわ。後半の話が変わる所で構成も変われば良かったなぁ。

トレンディエンジェル
赤ずきんちゃんのネタ。
ハゲネタにこだわらんでも漫才は上手いので残念ですね。オチが見えてきますし。一才、ハゲネタを使わん漫才を見てみたいなと。

ウーマンラッシュアワー
平等のネタ
早口でなおかつ滑舌が特別いいわけでもないので、ウーマンラッシュアワーのネタで笑ったことがない。今回も面白くなかった。

とろサーモン
旅館のネタ。
まったく面白くなかった。


M-1グランプリと違ってピリピリしたものが無いんか、芸人さんたちも楽しんで漫才をやっとったような気がしますわ。
全体的には満足じゃったです♪(´ε`)


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
バンザイ~好きでよかった/ウルフルズ

わしも唄が上手けりゃ、めっちゃ歌うんじゃけどなぁ(笑)
『コンビニをうろうろしながら 思い出し笑いをかみ殺す』
とてもよくわかる(笑)

『週刊東洋経済 2019年4月6日号』

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FACT FULNESS日本版の特集も面白かったのですが、「コンビニ時短」と「GDP神話」の特集も面白かったのですね。

コンビニオーナーの長時間労働が問題になり、そもそも24時間営業である必要があるのかという議論になっています。
病院や介護職など24時間労働の仕事もあるので、○か×かの判断はできませんが、個人的には客層によって営業しない時間帯があってもいいと思いますね。夜に需要がある店舗は12~18時を閉めるなど。

あまりデメリットのことは考えていなかったのですが、確かに物流問題は出てきますね。夜の受け取りができないから朝の時間帯に弁当が不足するなど。
単純に24時間営業を辞めればいいわけではなく、こうした課題もセットで考える必要がありますね。

またGDP神話にメスを入れたデイヴィッド・ピリングさんの考え方は面白かったです。よく人口減少が起きればそれに比例してGDPが下がるという話はよく聞きますが、GDPの構成要素を分解して比べるという考え方は無かったです。
FACT FULNESSにも通じてきますが今あるものに固執せずに、新しい視点を持つことは何事にも通じますね。

マイクの話

パン屋と掛けまして、アイドルと解きます。
その心は、『どちらも酵母(公募)が見られます。』
こんばんは。

 

ご承知のとおり、なかなか忙しくて日記が書けていません。なんとか書こうと思うて頑張るんじゃけど、普段の生活ではやることが多くてなかなか日記まで手が回らんのよね。
しかも今諸事情によりインターネットが使えんけぇ、日記を書くとしたらスマートフォンで書くしかないんじゃけど、これも結構ハードルが高い(苦笑) スマートフォンで日記を書くとなると、両手打ちでも手間がかかるけぇなぁ。

一方でわし、そこまで記憶力がいい方でもありません。3歩歩けば、朝青龍の本名も忘れてしまうくらい記憶力に難があります。
ほいでも、日常生活での出来事や感じたことを残しておきたいと思うわけで、そうなると、やっぱり日記にたどり着くんですわ。このジレンマ、思春期の高校生のような悩みですよ、ホント。

そんな中で、気になったのがGoogleマイク。


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以前から喋ったことをそのまま日記にできんかなとは思うとったなかで、Googleマイクっちゅうのがあるのを聞いたけぇ、試しに使うてみました。ちなみにGoogleマイクっちゅうのが正式名称なんかどうかは知らんけど(笑)
まぁ、先に書いたように今インターネットが使えんけぇ、Wikipediaなんかで調べることもできんし、そこは勘弁してほしいですね。

大人の態度でお願いします。


さて、肝心のGoogleマイク、どれだけ精度が高いんか分からんけど、まぁ使ってみて、打ち出された文字を逐一直しながら使ってみるしかないかなと思ってやってみました。

実際にやってみると結構聞き取りの精度が高いんよね。よくあるテープ起こしのアプリみたいに、ろくなことにならんのじゃないかと思うとったんじゃけど、それが思ったよりも文章になってますわ。

まぁ、アプリがサプリになっとったのはご愛敬じゃけど(笑)

結構使えるんじゃなかろうかと思いますね。ただ一個だけ難点があって、パソコンで日記を書くときは内容を考えながら書くことができるんじゃけど、これって喋りながらは結構難しいんよね。
というのも話し言葉となると相づちがあるけぇ会話が進むんじゃけど、ただGoogleマイクに向かって一方的に話すとなると勝手が違う。
しかも、筋道を立てながら話すとなると尚更です。

そういった意味では、書くことを決めてから書かんといけんのかもしれん。ちなみに、変換では「覚悟を決めてから」になりました(笑) 何の覚悟やねん!

その辺も考えながら日記を書くと、案外パソコンで打つ時間とこれで喋りながら書く時間はあんまり変わらんのかもしれん。しかも、夜中にブツブツ一人で喋りながら携帯をしようるとなんか変な感じがするし。かといって部屋にこもってできるかっちゅうと、これはこれで結構恐いし。
Facebook の投稿や書評とか少ない文量じゃったらいいかもしれんけど、日記のレベルとなると慣れるまで時間がかかる。

しかも一番の難点は、面白いことが書けんっちゅうこと。
そもそも何を話すか考えるところから始まるし、なおかつ校正をかけんといけんけぇ、なかなか面白い文章になりません。

ここまでの文章を見てもらったらわかるけど、まったくヒネリがありません。由々しき事態です!

というわけで、やはり今の所はスマートフォンで書くのがエエんかなと思いますわ。


ちなみにまったくの余談じゃけど、「スマートフォン」と「スマートホン」ってどっちが正しいんじゃろ(笑)

 

わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
バラが咲いた/マイク真木

いぶし銀の大人じゃなぁ。

『寂しかった僕の庭が 明るくなった』
花が咲くと雰囲気が明るくなるけぇなぁ。

 

 

『会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。/青野慶久』

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働き方改革ではトップ集団でトライアル・アンド・エラーを繰り返しているサイボウズの青野社長が、会社と働き方について示しています。

代表取締役に共感できたり、信頼できたりするかを見ることや、利益が社員に還元されているかを見ることが大事であると書かれていますが、ここはかなり共感できました。個人的にも一番大切にしないといけないのは顧客ではなく、社員だと思っており、部下やメンバーだと思っていますので、利益が少ない会社という視点は面白かったですね。

また、働き方の中で「新しいことを始めるには、今やっていることをやめる必要があります。」とありますが、これは本当に大事なことであり、なかなかできていないことだと思います。buildはできるけどscrapできずに、そのまま仕事が雪だるま方式に増えていくことがよくありますね。PDCAをより正確にし、仕事の要不用を細かくチェックすることがことも大事なのですが、新しいことを始める際に何かをやめることの方が簡単かつ重要な方法だと思います。

全体的に普段から自分でも考えていることと、あまり相違がありませんでした。それでも世の中があまり変わらないのは、「言うは易し、行うは難し」の世界なのかもしれません。そういった意味で大企業が動きづらいのもよくわかりますね。

個人的には次の言葉が一番印象に残りました。

「人の意見に耳を傾けられなくなったとき、成長は止まります。」

『タスキメシ/額賀澪』

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陸上の名門高校で長距離選手・眞家早馬(まいえそうま)は将来を期待されていたが、大けがを負ってリハビリをすることになった。リハビリ中に調理実習部の都と出会い、料理にハマることに。
弟で同じく長距離を走る弟・春馬、部長の親友助川、ライバル校の藤宮らは早馬が戻ってくることを切実に願うも、相馬はそのまま陸上から離れてしまう。陸上から離れた相馬と周りのみんなの思いが入り交じる中、駅伝大会がスタートする。 そのゴールの先には・・・。

早馬の視点を軸にしながらも、次々と視点が変わるのですが混乱することなく読めました。よほど描写を丁寧書かないと誰の視点かわからなくなってしまうので、しっかりした小説です。
料理の美味しさと陸上の疾走感を出すのも難しいと思うのですが、そのあたりも上手く書かれていましたね。

また、自分も肉離れで戦列を離れていたことがあるのですが、完治してからも怪我前と同じようなプレイができるかという不安はありました。
さらに自分は弟の立場なので同じ競技をする兄は越えられない高い壁でしたが、兄からすれば弟に越えられるかもしれないという緊張感があったのかもしれませんね。早馬の心境を見てそう感じました。

助川と都のしし唐辛子のエピソードなど、陸上が軸ながらも上手く料理が絡んでいましたし、タスキメシというタイトルもいいですね。高校の課題図書のなったのも納得の熱い小説でした。