どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『TRAILBLAIZER-企業が本気で社会を変える10の思考-/マーク・ベニオフ、モニカ・ラングレー』

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資本主義よりもCSRSDGsへの貢献を求める企業が多くなってきました。自分自身も同じくらいのクオリティを提供する2つの企業があるならそこに物語や信念がある企業を選ぶようにしています。
そこにはブランド(=顧客との約束)があるのですが、著作ではそれ以上に社員との約束が大事だと感じましたね。

「従業員が辞めていく原因は、所属する企業の行動が、自分の価値観と企業の掲げるバリューの両方と矛盾する、あるいは合致していないと思うことにある。」とあるように、今は価値観が多様化しているため個々人で色々なことを考える人が多いです。それはいかに社員を大切にしているかにも通じるところがあって、その要素がないと社員も自分の思想と企業のバリューをリンクさせるのは難しいですね。
もちろん顧客との約束を守ることも大事で「四半期に稼ぎ出す収益が、時間とともに失ったかもしれない信頼よりも値打ちがあることは絶対にない。」とあるように、顧客を尊重することも大事ですが。

それでも「人は健康であれば、より積極的かつ生産的になり、幸せを感じ、その企業で長く働き続ける可能性が高い。また、顧客やお互いのことをより尊重し、思いやりや感謝の気持ちで接するようになる。」というように、まずは企業の家族である社員に目を向けられたらと思います。

和訳の本なので日本の本よりも慣れていない言い回しを使ってありましたが、社員を大切にし、顧客を大切にする。それよりも優先すべき企業の利益はない。
至極シンプルな答えでした。