どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍に売れたのか/酒井大輔』

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職場でも服装の自由化が進んで、割とラフな格好で勤務も可能になりました。
わし自身もTPOにもよりますが、基本的にはチノパンとスニーカーで仕事をしています。夏場の熱い時期に半袖ワイシャツの代わりに着とったのがコーナンのポロシャツとワークマンのポロシャツでした。
著書の中でも書かれているようにワークマンと聞けば「職人」のイメージがありましたが、ぱっと見でそんな印象を持たない商品もあり、そのポロシャツもそうですね。

そんなワークマンですが、ワークマン+とは商品が同じで売り方だけ変えたというのは知らなかったですね。これは見事でした。

また社風として商品開発についても頑張ってほしいけど、残業するくらいならやらなくてもいいという考え方もいいなと思います。
それを支えるのには社員、FC加盟店、そしてこれまで常連として店に来てくれている職人に対する愛情なのだと感じました。スモールスタートや不得手なことはやらない(=外注する)というのも潔いと思います。

一方で商品開発アンバサダーとなっているインフルエンサーを開発会議に来てもらったり、誰も気づいていなかった市場の隙間を見つけて、徹底的に攻め込む(=競争をしない)など、面白い取組や戦略もありました。
何を大事にして、何をやらないかを判断する視点の軸がブレていないので成長を続けているのでしょうね。

そして、2014年に掲げた中期業態変革ビジョンの中に「5年で社員平均年収を100万円ベースアップ」というものがありました。思想として持っている経営者はいても、それを打ち出すか否かで社員のモチベーションも変わってきますね。人は明確なゴールが見えるとそこまで頑張ることができるというのを改めて感じました。