小説を音楽にするユニットYOASOBIのもととなった4つの物語。
楽曲として一番有名なのは「夜に駆ける」だと思うので、星野さんの「タナトスの誘惑/夜に溶ける」が一番馴染みがあると思いますが、自分の中で一番良かったのはいしきさんの「夢の雫と星の花」でした。
予知夢を軸に進む物語はあまり読んだことが無いのですが、それが男女の恋を進展させるのはなおのこと、経験がありません。
それでもまさに歌を紡ぐように繊細な内容で書かれていて、自分の高校時代のこととも照らし合わせてしまいましたね。夏休み・花火・告白は鉄板の青春物語なのですが、そこに予知夢を掛け合わせることで少し違った展開になっていたように感じます。
読了後、すぐにこの物語から作られた楽曲を聞きました。
この時点でこのプロジェクトにハマっているのかもしれません。