どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『東京脱出論/藻谷浩介・寺本英仁』

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自分は東京に住んだことが無いので東京の生活についてはわかりませんが、満員電車や家賃が高いなどの情報を聞くと、なかなか生活するのはしんどいなと思ってしまいます。

新型コロナによって、テレワークの普及や地方回帰の拍車など少なからず生活に影響がでました。
ただし、個人的には2020年の緊急事態宣言直後から2021年3月くらいの1年間の動きがピークで、これ以上の広がりは見られないような気がしてます。

「結局東京がいいよね」で落ち着きそうなイメージですね。

それはそれで否定をするつもりもないのですが、著書の中で言われているような実態把握についてはもっと進めるべきですね。

例えば、「日本よりも人口100万人あたりの死亡者数が多いスウェーデンやベルギーでも医療崩壊は起きていない。」とあるように、日本では医療崩壊が大きく唱えられているけど実態はどうか。そしてなぜそれが起きているか。深掘りすると見えてくるものも多いでしょう。

他に気になったのは「手段である家の購入が目的になっている。」と「地域内でお金が回せる田舎とそうでない田舎で差が出てくる。」ということですね。
特に地域内でお金を回す経済圏を創り出すことがより一層大事になると感じました。