どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

転校の話

電車と掛けまして、商工会と解きます。
その心は、『どちらも快速(会則)があります。』
こんばんは。


わしの両親は転勤族では無かったので生まれてから高校を卒業するまで一か所で生活し、大学から社会人まで10年間外に出た後にUターンで地元に戻ってきました。
一方で嫁さんは転勤族じゃったので、子どもの頃は何回も転校を経験したそうですわ。
わし自身が転校したことが無いけぇその辛さはわからんのじゃけど、子どもからすれば友達もおらんような知らん土地で生活するなんて不安以外の何物でもないわな。
例えば縄文人が明日から明治時代で生活しろと言われたら、不安で不安で起こせた火も起こせんようになるんじゃないかと思いますわ。
今でこそ単身赴任っちゅう選択肢が結構浸透してきたけど、残された方も負担になるし、家族一緒に生活した方がいいんじゃろうけど、そこに待ったをかけるんが転校の二文字なんじゃろうね。

天候は気になるし、天功はミステリアスじゃし、転校は心理的負担が大きい。

ここにたどり着くんじゃないかと思いますね。

さて前フリが長くなったけど、劇場版ちびまる子ちゃんの作品に「大野くんと杉山くん」という作品があるんです。
まる子のクラスのリーダー格である2人は腕っぷしも強いんじゃけど人情味もあるコンビ。息もぴったりだったんじゃけど、運動会の時にひょんなことから大ゲンカをして二人の仲が崩れてしまうんですわ。
その後、合唱コンクールで大野くんが独唱するときに声が出なくなるっちゅう大ピンチを迎えるも杉山くんがフォローして仲直り。
再び名コンビになった二人じゃけど、今度は大野くんが東京の学校に転校することになって、再び間に亀裂が入るんですね。

ところが、大野くんを送る会で杉山くんが大野くんを誘って船乗りに扮した出航の劇をやり、大野くんもともだちの歌で返すという名シーンを経て、2人の友情は強固になりました。
子どもの頃の転校って同じ市内の移動だけでも結構な距離じゃと思うとって、それが静岡から東京の移動となると、もはや2度と会えないんじゃないかと思えるレベルじゃと思うんじゃけど、それをグッと受け止めた大野くんと杉山くんは相当大人じゃったわ。

ちびまる子ちゃんの映画は他にも「わたしの好きな歌」も「イタリアから来た少年」も名作なんじゃけど、この「大野くんと杉山くん」が一番の名作じゃと思うなぁ。

ラストの大野くんが「ともだちの歌」を歌っているシーンは涙腺崩壊ですわ。


そんなことをふと思い出して映画が見たくなったんじゃけど、ちびまる子ちゃんって今年で原作35周年なんじゃね。
もはやサザエさんドラえもんと並ぶレベルじゃなぁ。


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
草原のマルコ/大杉久美子

まるこ違いでこちらは「母を訪ねて三千里」の主題歌ですわ。
「かあさんのいるあの空の下 はるかな北をめざせ」
ここのパートがカッコいいんよな。