以前に読んだ「そうだ、星を売ろう」が面白かったので、キャリア戦略について書かれた本も読んでみました。
星を売ろうがわかりやすかった分、少しぼんやりとした受け止めになってしまいましたが、それでも教訓になる部分はありましたね。
例えば、
■効率化によってその仕事がなくなるのを待つのではなく、自分の手でその仕事をなくしていく。
AIなどによって仕事が奪われると声高に唱えられていますが、その潮流に自ら乗っていくと。確かにこの発想をできる人は、次の課題と解決に向けた道筋を導き出すことができるので、まったく影響を受けないでしょうね
また、
■PDCAは「円」ではなく「らせん」。
継続して学び、その学びを蓄積し続ける。それを上に向けたイメージを持つということは大事で、それは賞味期限が早いという現代のサイクルにおいて必要な思想だなと感じました。
他に「1万時間かけて1つの強みを作れば、次の強みはより短い時間をかけて作ることができる。」という言葉がありましたが、「だから頑張って!」という永井さんなりのエールのように思えました。
人生100年時代と言われて需要も供給も多様化する中で、自分の強みを見つけて育てるということは、自分を見つめ直し豊かな人生を送るという意味でも不可欠ですね。
改めて自分を見つめ直す時間を作ろうと思いました。