不倫バッシングから敗者の美徳まで、日本人の思考の傾向と原因について書かれています。
自分は芸能人の不倫にあまり興味がないのですが、SNSを見ていると何でそこまで労力を費やしてバッシングするのだろうと思うことが良くあります。その理由として、「日本人はセロトニントランスポーターというたんぱく質の少ないタイプが世界で最も多く、自分が利益を失ってでも不正をした相手に制裁を加えたいという気持ちが世界一強い民族」とありました。
その人の思考や考え方というよりも民族性に近いということで投げやりな気もしますが、それで理由付けをされるとある程度納得しました。
もちろん環境の影響も大きいとは思いますが。
また、「子どもの褒め方には注意が必要で、その子のもともとの性質ではなく、その努力や時間の使い方、工夫に注目して評価することが挑戦することをいとわない心を育てる。」とありました。自分の教育感は「褒めて伸ばす」だったので、結構衝撃だったですね。
叱るのは大人もエネルギーを使うので、無意識で避けていたのかもしれません。
あとは、楽観的な人は短命というのも印象的でしたね(苦笑)