出口さんの「人・本・旅」という言葉は僕の自分自身を形成する根幹になっているのですが、その出口さんが還暦について書かれていました。
と言っても、60歳について書かれているわけでもなくどの世代にも当てはまるメッセージだと思いますね。
「働くということは現在の能力と意欲、体力に応じてそれにふさわしい仕事をするということ。」とあるように過去の栄光にはついついしがみついています。自分も1年以上前の実績は自分からは口に出さないようにしていますが、今から将来にかけてどのように考えるかが大事ですね。
また働くことで特に印象的だったのが次の2つ。
■人を雇うということは、その人の人生に責任を持つこと。
■どこの大学出身であろうと自分で選んだ大学で優れた成績を収めた人は、自分が選んだ職場でも優れたパフォーマンスを発揮する可能性が非常に高い。
雇用者向けと労働者向けの双方のメッセージです。
自分は労働者であり、学歴コンプレックスを持つ方なので後者のメッセージはスッと腑に落ちました。この考え方は大学時代に出逢いたかったですね(苦笑)
そしてこの本の一番のメッセージは「自分が一番若いのは今この時。どんな年齢の人でも今が一番若いのだから思い立ったらすぐ行動することが大切。」ではないかと思います。
どの成功者も言われていますが行動が一番大事で、そのことを改めて念頭に入れて明日から精進しようと思います。