どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『Newsweek 2020年7月21日号』

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台湾が昨年の12月31日の段階で、WHOに「中国の武漢が危ない」というメッセージを送っていたというニュースが少し前に話題になりました。
その時にも「台湾は凄いな!」と思ったのですが、今回の特集を読んでさらに拍車がかかりましたね。

メッセージを送ったその日の夜には武漢からの渡航者全員の検査を開始し、1/11の総統選挙に向けて中央感染症式センターを設立。
1/21に第一号が確認された後は、直ちに中国本土からの入国を禁じて感染者を隔離するとともに、スマホを活用して感染経路を突き止め、感染者と接触した可能性のある人たち全員に警告のメールを発信。
民間企業にはマスクの増産を要請し、工場に兵士を送り込んで生産量を増大などなど。
新型コロナ対策に対する政策は枚挙にいとまがなく、その初動は感服するくらいスピーディなものでしたね。

根底にあるのは2003年のSARSであり、そこでの教訓を今回の対策に活かしています。
また政府と民衆との間に強い信頼関係があったからこそでもあり、政治が上手く回っていることが良く分かりますね。

民衆と対話をしながらスピード感のある施策展開を行うのは難しいのですが、台湾の取組みに見習うことが多くあると感じました。