どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『シンガポールで見た日本の未来理想図/花輪陽子』

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シンガポールと言えば、「規制が厳しい」と「物価が高い」というイメージがありました。一方で資源の無い国なので外貨を稼ぐために様々な施策を行っており、同じように資源の無い日本でも学ぶことが多くありますね。

例えば自動車のコストを高くし、公共料金を下げる。日本でも都市部は既に同じような環境ではあり、一方で地方の車社会ではこの施策は成り立たないと思います。行うのは地方の中心的な都市ですね。政令市レベルでは考えてもいいと思います。
また、安心、快適、清潔といったイメージをもたらすよう公園を多く設置しているというのも面白いですね。結果、世界の投資家がシンガポールに集まると。ニューヨークのような大都市でもセントラルパークといった大型公園があるように、内外の人の憩いの場であり、人が集まる公共空間の整備が改めて大事だと感じました。

一番共感できたのは、家事をアウトソースして浮いた時間で働くなり、家族との時間を作るということ。個人的に時間がもっとも大切だと思っていますので、この考え方は大事だと思っています。もちろんバランスが大事ではありますが。

すべてがシンガポールの施策を取り入れる必要はありませんが、冒頭に書いたように同じような環境下なので日本と対比しながら考えることは重要でしょう。