どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

FAの話

匂いと掛けまして、AKB48と解きます。
その心は、『どちらも悪臭(握手)もあります。』
こんばんは。

 

プロ野球にはフリーエージェント制度、いわゆるFA制度と言うものがあります。どんな制度かっちゅうと、一軍で一定数の試合にした場合に取得ができ、取得した場合は好きな球団に移籍ができるっちゅう訳ですわ。もちろん行きたいと言った球団が「いいですよー。」と言わんと成立せんのじゃけどね。

流れ的には、例えば江戸院ジーンズのわしが「FA宣言します。」と言います。
それを見て、宮比井マヨネーズと遊木印スライスチーズが「うちに来てくれませんか?」と言って、わしと交渉するわけです。
結果、交渉が成立すると「わたくしよっさんは、宮比井マヨネーズにお世話になることにしました。」といって移籍が決まる訳なんですね。

というのも、プロ野球選手は個人事業主であり、ドラフトで選択された球団と契約して所属が決まるんですね。
言わば、球団が選べんので、その分長年尽力した選手には選ぶ権利を与えようというのがこの制度なんです。

 

ほんで、わが広島東洋カープにもこのFA制度で衝撃が走りました。不動の3番バッターで2年連続MVP、カープの3連覇に貢献した丸がFAで巨人に移籍することが決まりました。(分かりにくくなるけぇ、敬称略でいきます。)
もともと千葉県出身で奥さんも向こうの人じゃけぇ、関東の球団に行く行くはというのは、カープファン誰しもが思っとったんよね。
ただ、このFAでは巨人と残留要請を行ったカープの他に、丸の地元・千葉ロッテマリーンズも参加したんですわ。カープファンのわしから見てもロッテは最大級の評価を丸にしとったし、これで丸がロッテに移籍してもしょうがないと思っていました。

結果、巨人に移籍。
もうこれね、ホンマにやりきれんかったわ。そりゃ、ロッテもカープジャイアンツもそれぞれで最大級の評価をしましたよ。ただ、巨人の年俸が一番高かった。
結局そこなのかなーって。昔から巨人ファンじゃったいうのもあるみたいじゃけど。もちろん生活をする上でお金も大事じゃけぇ、年俸が高い所に移籍をするというのも理解はできますよ。

ただ、それならそうと言って欲しかったなあ。
会見では「環境を変えるため」って言うとったけど、「巨人ファンでした」とか「プロ野球選手である以上、年俸で一番評価してくれた球団だった」とかハッキリと言ってくれた方がファンとしても踏ん切りが付くんじゃけどな。

とは言え長年の功労者じゃけぇ、罵声を浴びせるのもいかんと思うし、最後のエールとして「新天地でも頑張れ。」と思った訳ですわ。


さて、この話には続きがあります。
FA制度では選手が移籍した球団は、移籍先の球団からその選手の年俸に応じた金銭、または人的保障、またはその両方を受けることができるんですわ。

金銭は分かるとして人的保障とは何ぞや?
この場合、巨人はチームの選手のうち28人をプロテクトすることができます。このリストから外れた選手の中から、カープは一人だけ選んでチームに入れることができるんですね。

かつて、カープは4番の新井がFA制度で阪神に行きました。その人的保障で来た走塁のスペシャリスト・赤松は阪神時代はなかなかレギュラーに定着せんかったけど、カープに来てセンターに定着し、守備のスペシャリストに贈られるゴールデングラブ賞も受賞するようになったんよね。

またエースの大竹が、丸と同じように移籍した巨人からは、若手の期待の星・一岡を獲得し、今も中継ぎの柱として頑張ってます。


さらに言うと、阪神自由契約になった新井を、カープは声を掛けて受けいれ、結果三連覇に貢献して引退されました。
また、一岡が活躍を続ける一方で大竹は不振が続き、ついには大竹の年俸を一岡が抜いたんよね。

28人のうち誰をプロテクトするか、功労者のベテランか、期待の若手か。ここにも各球団の駆け引きがあるんですわ。


こんな感じでFAは駆引きとドラマがあるわけです。


そして、丸の人的保障でカープが選んだのは・・・、同じ外野手でベテランの長野!

カープは左腕投手が不足しとるし、外野手は粋のいいのが揃っとるけぇ、これは意外じゃったなぁ。
しかも、長野は巨人一筋の生え抜きじゃし、年俸も高いし。
たぶん巨人も狙ってこんじゃろうと鷹をくくっとったんかもしれん。

でも、この選択はよくよく考えてみると最良の選択かもしれんのよね。
まず外野手に粋のいい選手が多いけど、じゃあ丸の変わりになる選手がおるかと言われると、まだまだそんなことはないし競争をせんといかんのよね。
そんな中で実績のある長野が入ることでいい相乗効果が生まれるし。
それに新井やエルドレッドなど、ベテランで代打の面からもチームを支えた二人がおらんようになったけぇ、その面からも適任じゃし。
要は若手が台頭せんかったら長野がそのままセンターに、台頭すれば代打としても使えるっちゅう訳なんじゃわ。

さらには、これ巨人の選手や巨人ファンしか知らんかったことなんじゃろうけど、長野は人柄がメッチャいいらしんよね。
性格も明るいし、面倒見もいい。
カープが指名した時のコメントで「三連覇している強いチームに選んでいただけることは選手冥利に尽きる。」とコメントしとるところからも、一気に株が上がりましたわ。
選手からすると所属チームからプロテクトされんかった訳じゃし、環境も急に変わるなかで気持ちの整理も難しいと思う中で、このコメントはメッチャ嬉しかったなぁ。

単純に個々の実績を比べるも今は長野よりも丸の方がエエじゃろう。それでもチームに与えるプラス要因を考えると、かえって巨人よりもカープの方が大きいんじゃないかと思いますわ。

新井、エルドレッド、そして丸が抜けた喪失感の中、長野の加入により、広島の町が一気に明るくなったわ。

長野が加わったカープがどんなチームになるか、四連覇と日本一への希望が大きく膨らむなぁ。


来年もプロ野球が楽しくなりそうです。

ちなみにこの長野、「ながの」ではなく「ちょうの」です。
わしの携帯でも「ちょうの」と打つと変換されんけぇ、ここまで「ながの」で打ってきました(苦笑)

この日記を書き終えたら、辞書登録に「長野(ちょうの)」を加えようと思います。

 

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(※画像は長野県)


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
春風/ゆず

1月じゃけど長野の加入は春風のように嬉しかったなぁ。
『春を告げる風が今吹いて 鮮やかに君を僕の中映し出す』
ゆずの爽やかさがいいね。