どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

CMの話

出張と掛けまして、江戸時代と解きます。
その心は、『どちらも遠方(延宝)は何かと大変です。』
こんばんは。

百貨店そごうのCMが話題になっています。
大相撲の炎鵬関を起用し、セリフが流れるんじゃけど「大逆転」をテーマにセンスのあるCMになってます。
言葉で説明するのは難しいし、百聞は一見に如かず的なところもあるけぇ、気になる人はこちらをご覧あれ。
https://www.youtube.com/watch?v=CLRhO69Ch3M

このCMによって、そごうの売り上げにどれだけ効果があるんかとも言われとるけど、何かこのCMを見るとそういう次元の話でも無いような気がする。
確かに売り上げへの効果も大事なんじゃけど、これを見て頑張ろうと思える人が一人でもおるんならCMの意義はあるんかなと思いますな。
CSRのようなもんじゃと思うわ。

さて過去に遡っても、企業の売り上げ何かよりも社会的な影響が強かったんじゃないかと思うCMがやっぱり何個かあるんよね。

例えばJR東海のクリスマスエクスプレス。
新幹線の駅のホームで深津絵里さんが恋人を待っとるんじゃけど、やっと敢えてホッとした深津さんの表情がとても素敵ですな。牧瀬里穂さんのバージョンも素敵です。
これって、JR東海なんかは特にそうなんじゃけど、このCMによって新幹線の乗客数が莫大に増えることはたぶんない。
でも恋人を大切にしようと思った人はいっぱいおるんじゃないかと思うんですわ。
そういった意味で社会的影響は大きかったんじゃないかと。

もう一個は、サントリー上を向いて歩こう
東日本大震災が起きた時に色々なCMが自粛する中で色々な方々が坂本九さんの「上を向いて歩こう」を歌う映像だけを流すというもの。
サントリーの商品は一個も出てこんし、出演されていた方々も確かノーギャラじゃなかったんかな。
わしは東日本大震災を直接的には体験しとらんけど、それでもこのCMを見ると涙が出ましたわ。
とてもいいCMじゃと思いますね。


あとはマスターカードの「Priceless」のCMや太陽薬品の卒業式のCMも良かったなぁ。

そう考えると企業が打つCMの目的ってもちろん自社のサービスを使ってもらうことなんじゃけど、それ以外の社会的影響というか、現代人の不安や憤りなどストレスのマイナス要素を減らすものの方が効果が大きいと思いますね。

自治体が作るYOU TUBE動画もそう。
自治体が動画を作成して流すのが、今じゃ常識になってきたけど、どの自治体もインパクト重視か観光地なんかの情報をつなぎ合わせたものが多いんじゃけど、もともとサービスってマイナスをプラスに変えるものじゃけぇ、顧客のマイナスは何かというのを考えながら作らんといけんと思うんですわ。

まぁ、CMも文章と同じで最初から素敵なものは作れんくて、何回も何回も失敗を重ねるしかないんじゃけどね。
そういった意味で、そごうも色々なCMをやった中でこのCMを作れたんじゃろうね。

わしも頑張って大逆転を起こさんとな!

・・・、

何の?(笑)


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
みんながみんな英雄/AI

この楽曲が使われとったAUのCMも良かったなぁ。
「悩んでは忘れて忘れては悩んで
  あした あさって しあさって あたらしい未来がやってくる」

凄く元気を貰えますわ。