どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『盛岡という星で』

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盛岡市のちょっとした風景をつづるフリーペーパーともガイドブックとも言わない、これオリジナルの冊子には、地元の人が共感するであろう内容がたくさん書かれていました。
移住定住やU・Iターンのひとつ前の関係人口に注目しているだけあって、盛岡を離れて生活している人はこれを読むと、「次の休みは盛岡に帰ろうかな」と思うんじゃないでしょうか。

前作に続いてちょっとした日常を切り取る視点は素晴らしくて「お花見ついでに転入届、と考えるとラク。」という作品は、桜に日常をプラスアルファして良かったですね。

地方はどこも人口減少が進んでいますが、それでもガツガツせずにゆっくりと伝えるべきことを伝えている姿勢が表れていて、読んでいてとても心が癒されました。