黒人ばかりの本を集めた本屋を経営するルイス・ミショーの生涯が書かれていました。
「差別」をキーワードにして一番最初に頭に浮かぶ人はキング牧師なのですが、この人も相当な情熱を持った人です。それが所蔵22万5千冊の黒人に関する書籍に表されていますね。
また、ルイスの葬儀で読まれた弔辞に書かれていた「本屋を経営することへの決意」と「知識こそが今の若い人たちに必要なものだ。知らなければ自分の身は守れない。」という言葉が印象的でした。
翻訳であり、日記のような書き方をされていたので慣れていなかったのですが、世の中の実情としてまだまだ知識が自分にはなく、もっと知らなければならないと感じました。