どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

育児の話

TO DOリストと掛けまして、ホテルと解きます。
その心は、『どちらもチェックが欠かせません。』

こんばんは。

 

職場に配慮を頂いて、明日から一週間ではありますが育児休暇を取得します。

せっかくの機会なので「育児」について考えてみようと思いますわ。

 

最近では「働き方改革」や「女性の活躍促進」によって男性でも育児休暇を取得する人が増え、珍しくない光景となっていますわ。一方で、ようやくそういう時代になってきたのかなと。経済成長が著しかった日本では、男性が外でバリバリ働き、女性が専業主婦として家庭を守るという時代がずっと続いてきました。

その後、女性も働くといういわゆる「共働き」の家庭が増えた結果、男性も「家事」に参加することが増えてきています。もっとも、男性からすれば家事をしているつもりでも女性からすればまだまだ足りない。

ゴミ捨てだけ? お風呂掃除だけ?などなど。また、男性にも家事を「手伝っている」という認識を持っている人が少なくなく、未だに共働きならぬ「共家事」とまでは言えないでしょうね。なので、自分自身もできることはなんでもやろうと思いながら家事に参加しています。掃除、洗濯、洗い物、ゴミ関係などなど。共働きである以上、お互いが忙しいわけじゃし、繁忙期のタイミングも違うので、できる人がやればいいと。

もっとも、料理だけは嫁さんの方がはるかに上手なので、わしの出る幕は無いんじゃけどね(苦笑) 時々簡単なものを作るくらいですわ。

 

では少しずつでも男性の参加が増えてきた「家事」に対して「育児」は?

これは圧倒的にまだまだですね。わしの育児休暇が1週間しかないように、定量的に見ても男性の育児への参加はまだまだだと思います。

それを象徴するのが、子育てに対する知識の量。どういった食べ物がいいかとか、予防接種をどの時期に打たないといけないかとか、自治体を始め、保育園・幼稚園などの各種手続きなど。このあたりの知識が女性と比べてまったく足りない。なぜなら、女性の方がはるかに関心をもって育児に関わっているから。

わしも自戒せんといけんのじゃけど、いくら掃除や洗濯、ゴミ捨てをしたところで、それは「家事」に参加しとるだけで、「育児」に参加しとるわけではないんです。子どもと会話をしたり、子どもと遊んだり、手続き・教育に必要なことを調べたり、ざっくりと言えば、子どもと向き合うことが「育児」だと思っています。

そういった意味で「育児休暇」とは、家事をしたり、保育園に送り迎えをしたりすることもそうなのですが、子どもと向き合って「育児とは何か?」を考えることが本当の目的じゃないかと思いますね。

 

もちろん男性側としての言い分もあります。これまで家事への参加が全くなかったり、育児休暇を取得する人がほとんどいなかった時代に比べて、今の時代は小さな1歩かもしれませんが前進していると思います。まだまだ女性が求めるところまでは来ていませんが、それは女性の社会進出と一緒。男性・女性によってどうしてもできるできないがありますし、環境が追い付く必要がある。

どちらも足りないことを批判するよりも、できていることを褒めるべきだと思いますね。子どもに対しても一緒でしょう。できなかったことを叱るよりもできたことを褒める方が遥かにいいと思います。

 

結局は、世の中を変えるためには様々な理解が必要な訳です。女性は男性が少しずつでも育児に参加するようになったことを認め、男性はまだまだ参加が足りないことを自覚しながら育児に向き合う必要があります。

その第一歩として、育児とは何かを見つめなおしながら休暇を過ごそうと思います。

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わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
奇跡の地球/Mr.Children桑田佳祐

選曲に意味は無いんじゃけど、この間久しぶりにテレビで聞いたので。
「恋する日を待たずに消えてゆく 子供達の歌は何を祈る」

この唄の経緯が経緯だけに、ここの歌詞が凄く深い。