どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『日本進化論/落合陽一』

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最近落合さんの話題を色々な所で見るようになりました。基本的には政治と技術からくる造語「ポリテック」を軸に、様々な社会問題について課題と解決法が書かれています。

 

例えば、労働分野では今後労働人口が減少する中で、外国人の受入を増加させる考え方と生産性をあげるという考え方の両面がよく議論されています。
一方で落合さんは、「現状のAIは多くの人間が行える技能を代替する形で社会に取り入れられているが、将来的には特定の個人の仕事を代替することに特化したパーソナルAIが普及する。」や「労働者人口が減少し、高齢者を支える介護職の人材も不足する。この流れに防ぐ鍵は「省人化」と「自動化」である。」と言われています。
このように、AIも生産性の視点が含まれていると思いますが、省人化の考え方はあまり見たことが無かったので新鮮でした。

 

医療では、高齢者としてひとくくりに問題解決が図られがちであり、かつ病気になってから治すのではなく、予防・悪化防止に力を入れると書いてありました。

 

教育では、「学校と社会が分離されすぎていて、社会に入ったときに何が起こるか、何が必要かを十分に生徒に伝えきれていない。」が印象的でしたね。

 

これからの時代はコンピュータやテクノロジーは外すことができないので、どのように使い倒すかに舵を切る必要があります。
仕事の内容によってはAIによる代替で対応もできますが、単なるAIの代替では対応できない思想などの根源の部分については、引き続き人間がやっていかないといけないですし、そこにテクノロジーが必要になってくるのだと感じました。