テーマは「投資入門」とありましたが、入門よりも少し上のステップのように感じました。
これまでも投資をテーマにした特集はあったのですがこれまでの方が入門だったような気はしますね。ただし、この特集をリードとして他の専門書に入るという意味ではいい内容だったように感じました。
特に年代別に今何をすべきかについて書かれているのでイメージがしやすかったです。
それ以上に印象に残ったのが佐藤可士和さんの特別連載ですね。
佐藤さんが打ち合わせの質を高めるために大事にしていることが「できる限り現地に足を運び、直接人と会うこと」。
オンライン会議の普及によってリアルの場が減ってきていますが、現地で得られる情報量は全く違うというのが理由です。先方の勤務地に行けばとの土地での風土であったり、職場環境などが感じられるとありますが、それはまさにそうですね。簡単なことで言えば暑い寒いや海の近くなら潮の香り、山の近くなら鳥のさえずりなどオンラインでは感じられないことを五感で感じることができます。
また、オンラインでは拾いきれない表情の変化や間合いなどをリアルでは感じることができます。わかりやすいのがZOOM飲み会とリアル飲み会の違いですね。
自分も人に会うのは好きなのでもう少し人流が自由になったら、会いたい人に会いに行けたらと思います。