どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

卒業式の話

パパイアと掛けまして、釣りと解きます。
その心は、『どちらも鈴木(スズキ)が付きものです。』
こんばんは。


新型コロナでいろいろと制限の日々が続いていますが、それでも卒業の季節となりました。
とは言え、わしは社会人になったのでいわゆる卒業式っちゅうものを経験することはなくなり、親の立場として何年か後に息子の卒園式を経験するような歳になりましたわ。
かと言って、大学までの卒業式をハッキリ覚えとるかというとそんなことはありません!!
「何をそんなに自信を持って言うとるんや!」と言われそうなんじゃけど、ホンマにそうなんじゃわ(苦笑)

まず中学校は中高一貫校だったこともあってほぼ記憶なし。強いて言えば、個人的に習っとった空手で全国中学校選手権大会に出たので表彰されたくらい。
続いて高校は国公立大学の前期試験の一週間前という余韻に浸る間もないような鬼のスケジュール(苦笑) 県内で一番早い卒業式じゃけぇマスコミの人たちも来たんじゃけど、卒業生退場で歩いとるところをテレビや新聞にとられたくらいです。
大学に至っては謝恩会まであったのにほとんど記憶にないということで、小学校の卒業式はグッとくるもんがあったけど、それがせめてもの救いですわ。

わしは卒業式にあまり縁がない人生なんかもしれん(苦笑)
もちろんこれまでに出会った人はみんな自分の人生を形づける中で大切な存在であり、卒業式の扱いがぞんざいでも出会いの価値は変わりません。

・・・少しだけいいことを言うてみました。

さて、コロナ禍×デジタルの時代の中、大前研一さんが運営するBBT大学ではアバターで卒業式が行われました。
アバターで卒業式っちゅうと仮想空間でうんちゃらかんちゃらをイメージしたけぇ、「面白いけど充実感はあるんかな?」と思うてました。
ところがどっこい、アバターとは言いながらアナログ要素も多く、卒業証書を渡す大前さんはリアルで参加しています。これなら、まだリアルの卒業式に近いかな。
もちろん全てリアルの方がいいとは思うんじゃけど、デジタルが進化することによってこれがもうちょっと現実に歩み寄るんじゃないかと思いますね。

そこでふと思ったのが、卒業式って学び舎でやるんがいいと思うんよね。何日も通って学んで酸いも甘いも経験した場所で、それらの記憶を改めて噛みしめるように振り返るのがいいんじゃないかと。
だとすれば、その学び舎がオンライン上ならば卒業式がオンラインでもおかしくはないんかなと。

結論はおかしくないんじゃけど、やっぱり何か物足りんような気がしますな。
それは視覚と聴覚以外の感覚を使わんから。嗅覚や触覚はオンライン上ではなかなか体感できにくいけぇなぁ(もちろん味覚もそうじゃけど、ここでは外す。)
となると、やっぱり五感を使うようなものはなくならんのじゃろうなぁ。
これは卒業式に限ったことではなくて、どんなものでもそうでしょう。

オンラインは便利じゃけどオフラインだからできることもある。

そのうち携帯電話と一緒でオフラインで人とあるのが苦手な人が多くなる時代になるんかな。


ホンマにドラえもんの世界になりそうじゃなぁ。


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
春なのに/柏原 芳恵

この唄と松任谷由実さんの「春よ、こい」の世界観は凄い。
「春なのにお別れですか 春なのに涙がこぼれます」
切ないけど何回も聞いてしまうんよな。