どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

リクライニングシートの話

牧場と掛けまして、見栄っ張りと解きます。
その心は、『どちらも草原(壮言)が付き物です。』
こんばんは。


とてもニッチなテーマになるのですが新幹線に乗ると往々にしてリクライニングシート問題が発生します。
これは何かというと、シートを倒すときに後ろの席の人に「すみません、席を倒してもいいですか?」と声をかけるか否かいうことで世論が分かれるというものです。(←ニッチ過ぎるw)

個人的な考え方としては一般的に想定されるレベル(=許容範囲)の角度なら声はかけんでいいと思うとります。反対に床屋さんでひげを剃る時並みに、言わば地面と席が並行になるんじゃなかろうかというくらいの勢いまで席を倒すなら「すみません、ひげを剃ってもらおうと思いますので席を倒してもいいでしょうか。」と聞く必要はあるんじゃろうなぁと。
これはわしが倒される側でも同じことが言えて、前者のように一般的なら角度なら声かけんでいいと思うわ。
以前に堀江貴文さんが「新幹線グリーン車なう。前の席のクソ野郎がおれが寛いでいるのにもかかわらず一々『席を倒していいですか?』とか聞いてきやがる。ウゼェ。勝手に倒せや。そうやって何でもかんでも保険かけようとすんなボケ」というツイートをされとったんじゃけど、そこまで強くは言わんにしてもわざわざ声掛けまでいいんじゃないかとは思います。
ちなみに堀江さんの発言の背景には「集中している時に声かけられるのがイヤ。」というものがあるんじゃわ。わし自身は新幹線の中でそこまで集中して仕事をすることはないけど、堀江さんならこれもあるんじゃろうなと思います。

「保険かけようとすんな」という発言にもあるように、これはよくも悪くも日本人の気質が影響しとって、声をかけることで争いを避けようという思いがあるんじゃろうと思います。それ自体は悪いことではないんじゃけど、一方でこっちは良かれと思って声をかけたのにと憤慨するのはお門違いじゃな。あなたの良かれが必ずしも相手の良かれになるとは限らないという視点も持つ必要があるのかなと。
例えば寝とる人には断らずに席を倒すのが一般的じゃろうし、それと一緒でその人の空間に入り込んでまで争いを避けようとするのは違うかなと思うね。

この新幹線リクライニングシート問題を解決するのにいろいろ意見もあったんじゃけど、一番わしがしっくり来たのは「あらかじめリクライニングがフルに倒れるという設計にする。」じゃな。
ようは座っている人が下りたら自動的にリクライニングシートが最大まで下がるという設計にするということですな。そうすれば席を倒したくない人は自分で席を戻すし、後ろの席の人もあらかじめ席が倒れている状態から、その角度が浅くなるので文句も言わんじゃろうし。
さすがに「すみません、席を立ててもいいでしょうか。」とも「何断りもせずに席を立てとるんじゃ!」とも言う人はおらんじゃろうけぇ、これがいいんじゃないかと思うわ。

配慮の気持ちをもつことはいいことじゃけど、それがいま必要かどうか、画一的になっていないか、という視点を持つことは必要じゃなと思いますね。
いっそのこと寝台車みたいに席を全部水平にしたら・・・、腰が痛くなるかw


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
平和の街/桑田 佳祐

CMの唄なんじゃけど桑田さんの人柄が出た心地よい作品じゃね。
「「名も無き花」なんて無いからね どんな小さな花びらの奥にだって命が宿る」
勇気づけられる歌詞じゃなぁ。