BGMと掛けまして、プチ投資と解きます。
その心は、『どちらも適度に掛ける(かける)と効果(硬貨)がでます。』
こんばんは。
少し前なんじゃけど、田中達也さんという写真家さんの展示会に行ってきました。
もともと情熱大陸に出演されとって。凄い人じゃなぁと思い、気になっとったんじゃけど、広島で展示会をするっちゅうことで息子と行ってきたんです。
ちなみに、この田中さん、どういう写真を撮影されるかというと、あるものを別のものに見立てたミニチュア写真を撮るんですね。文字で書くと何のこっちゃわかりにくいと思うんじゃけど、例えばクロワッサンを雲に見立てたり、フランスパンを新幹線に見立てて、そこにまつわる人の写真を撮るんよ。
それが結構的を得ていて、思わず「わかる!わかる!」と言ってしまう作品ばかりなんです。
しかも特筆すべきは、その作品のタイトル。
クロワッサンを雲に見立てた作品のタイトルは「クモワッサン」、フランスパンを新幹線に見立てたの作品のタイトルは「新パン線」と、どこかクスリと笑えるネーミングを付けるんですわ。
ネーミングを見ながら改めて写真を見ると「そうそう!」って思うし、写真から見ると「どういう名前を付けるんじゃろう」って思うし。
作品を双方から楽しむことができるんです。
さて、という訳で実際に行ってみた展示会なんじゃけど、案の定面白いね!
巨大なブロッコリーを大きな木に見立てて、その下にベンチを置いたり、水面に浮かぶ桜の花びらを筏に見立ててホンマの花筏にしたり。
中でもわしが一番ツボじゃったんが中華鍋の中で舞い踊るチャーハンをビッグウェーブい見立ててサーファーが波乗りをしとる写真。
その名も「チャーフィン」。チャーフィンって(笑)
センス良すぎじゃなぁ。わしもこういうセンスが欲しいわ(苦笑)
他にもブルーハワイのアイスクリームを地球に見立てて「地球は甘かった」なんてのもあります。
田中さんは、発想力×ダジャレで唯一無二の写真家になっとるんじゃけど、この人にはもうひとつ凄い部分があって、何かというとInstagramに毎日作品を投稿しとるんよね。
何かを毎日続けるだけでも凄いのに、それが作品となると一気に労力が増すと思うわ。逆を言えば、毎日作品を作るからこそ発想力なりダジャレのセンスなりが磨かれるんじゃろうなぁ。
わしも毎日日記を書きようた頃はもうちょっとウィットに富んだ日記も書きようたんじゃけど、今じゃ普通の日記になってしもうとるもんなぁ(笑)
そう考えると、発想力×ダジャレ×毎日投稿で、もう完璧に差別化になっとるもんね。
誰かが言うとったけど、自分の特技でも何でも3つ組み合わせればその時点で、かなりのトップランナーになっていると。
例えば、スペイン語×観光×文豪で、夏目漱石や森鴎外などが生前過ごした場所をスペイン語で案内できるという、かなりニッチな存在になれます。
3つの特技は難しいけど、最後の掛け算はこの田中さんのように継続でもいいと思うし、それならわしでもできそうですわ。
取り合えず、自分を振り返るっちゅう意味でも、再び書き始めた日記は継続して書きたいなぁ。今の生活で過度の継続は難しいけぇ、肩の力を抜いて少しでも継続して掛けたらいいですね。
わっしょい(・∀・)ノ
そんなこんなで今日は
Make up Shadow/井上 陽水
かなり大人の唄じゃけぇ、女性にも歌ってほしいな。
「初めての口紅の唇の色に 恥じらいを気づかせる大人びた世界」
ルージュの伝言もそうじゃけど、口紅って少しドキッとする。