甲子園と掛けまして、美術館と解きます。
その心は、『どちらも歓声(感性)でいっぱいです。』
こんばんは。
連合艦隊司令長官を務めた軍人・山本五十六の言葉にこんなものがあります。
「やってみせ 言って聞かせて させてみせ 誉めてやらねば 人は動かじ」
かなり有名な言葉じゃけぇ知っとる人も多いと思うんじゃけど、この言葉には続きがあります。
「話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず」
ここまではわしも言葉を一言一句覚えている訳ではないにせよ、聞いたことがありますわ。実はさらに続きがありました。
「やっている 姿を感謝で 見守って 信頼せねば 人は実らず」
この中で特にわしがうなづいたのが「誉める」「任せる」「感謝する」ですな。
特に三番目の「感謝する」はしっかり言葉に出さんといけんのじゃろうなぁと思います。
さて前置きが長くなったけど何でこんなことを書いたかというと、この間ふと思ったことがあります。
仕事を「振る」と「任せる」。言わずもがなで「振る」よりも「任せる」の方がニュアンス的にはいいんじゃけど、じゃあその違いは何なんじゃろうか。
ひとえには「振る」はそこで任務が完了するんじゃと思うんよね。ようは結果がどうなろうと知ったこっちゃないと。結構強い言葉じゃけど(苦笑)
責任の所在も振った側には無いような気がするしね。
一方で「任せる」。
これは相手に仕事をしてもらう、確認もとりながら、責任はこっちで取る。そんなニュアンスがします。だから五十六も「振る」ではなくて「任せる」という言葉を使ったんじゃないかと思います。
仕事でも家事でもいいんじゃけど、「仕事を振っていないか?」と振り返ることは大事です。任せるに至っていないか? 至っていないのなら何故か?
特に仕事をする上では「依頼」や「お願い」という言葉が良く飛び交うんじゃけど、そういう言葉を使って仕事を振り、自分の責任を放棄していないか改めて考える必要があるんじゃと思います。
なぜなら、今は労働人口が減っているので。人口が減るのなら人材育成に力を入れて個々のスキルでカバーすることも考えていかんといけんよね。
はたまた家事で言えば共働き家庭が主流になり、家で過ごす時間が圧倒的に少なくなりました。そうなるとついつい「お願い」によって仕事を振りがちになるんじゃけど、それを「任せる」に変換できないか。
そういったわずかな気の持ちようがこれからの時代には必要になると思うんじゃわ。
仕事を「振る」のではなくて「任せる」
そういう志が大事ですね。
そんなことを考えた今日9月2日は国分太一さんの誕生日のようです。
わっしょい(・∀・)ノ
そんなこんなで今日は
本日未熟者/TOKIO
わしもまだまだ精進せんといけんですわ。
「野望はあるか 義はあるか 情はあるか 恥はあるか」
歌詞の重みが凄い。