どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

甲子園の話

画と掛けまして、美容院と解きます。
その心は、『どちらもカットが欠かせません。』
こんばんは。


少し前の話になりますが、全国高校野球選手権(いわゆる夏の甲子園)が閉会しました。
今年の3年生は2020年に入学した生徒じゃけぇ、いわゆる新型コロナの影響をモロに受けた子たちでした。クラブ活動はままならず、日常生活においても不安定な日々を過ごしていて、野球に取組める時間も十分に無かったじゃろうなぁ。
個人的には子どもたちが頑張っているのなら光が当たる場を提供するのが大人の役目じゃと思うけぇ、夏の甲子園に限らずどんな場でも中止ありきじゃなくて開催できる方法が無いかを探す方がいいと思っています。
そういった意味でも今年も大会が開催できて良かったなぁと思いますな。

さて大会自体はあまり見ることができなくて、熱闘甲子園でハイライトを見ることがほとんどでした。下馬評では春の選抜を制した大阪桐蔭にストップをかけるんはどの高校かというのに注目がいっとったけど、結果的にはその大阪桐蔭とは同じく春の選抜で準優勝を飾った近江高校を立て続けに倒した下関国際と、東北勢の悲願である優勝旗の白河の関越えを目指す仙台育英の決勝戦となりました。
下関国際は前回ベスト8になった時もいいチームじゃなぁと思った記憶があるし、仙台育英については何度も決勝の舞台に立ちながら苦汁を飲んできたけぇ、どういう試合になるのかなと思っていましたね。
結果的には8-1で仙台育英が勝ったんじゃけど、点差ほどの実力差は無かったな。特に主番で満塁ホームランが出るまでは緊張感のある試合じゃったと思います。反対に会の満塁ホームランで見ているこちらとしては心が折れてしまった。それでもあの一本以降で下関国際は点を取られてないし、最後まで集中を切らしていなかったと思いますわ。

仙台育英はピッチャーを含めて技術の高い下級生が多いけぇ、春の選抜や来年の甲子園も優勝候補になるじゃろうね。なんだかんだでやっぱり高校野球は面白いです。
f:id:yossan-tsubuan:20221214124457j:image
最後にひとつ。
今大会注目のスラッガーでもあった高松商の浅野くん。期待通りの活躍で心技体の揃った素晴らしい選手じゃなぁと思ったけど、その浅野くんのエピソードにこんなものがあるようです。
もともと中学時代から名前は売れとって高校進学の際にも県外の高校から多くの誘いがあったようですね。その時にお父さんが言ったこの言葉が地元高松商(自転車で15分の距離)への進学を決めたそうです。

「県外の高校に行ったら、お世話になった人が直接見に来られなくなるぞ。レグザムスタジアム(香川県営野球場)なら土日に来やすいし、応援してもらえる場所でやったほうがいいんじゃないか?」

個人的には生涯地元で生活するのもいいですが一度外の世界に触れてから地元に戻ってくるのもいいんじゃないかと思います。それに地元の人たちはたとえ県外の高校に進学をしたからといって、応援を辞めることはないんじゃないかなとも思います。
一方でこの言葉で地元進学を決めた浅野君は周りの人たちに大事に育てられたんじゃろうなぁ(県外進学が大事に育てられていないという訳ではなく)と思ったし、それでしっかり甲子園出場とベスト8進出は大したもんじゃわな。
今後の活躍も期待です。

ちょっとずつゼロコロナからウィズコロナにシフトされ始めたけぇ、来年は今までどおりの夏の甲子園になるのかなと期待しています。
高校球児をはじめとする子どもたちの頑張りに光が当たるような世の中になってもらいたいものです。


ん? 日記の締め方がわしらしくないぞw まぁええか。


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
あとひとつ/FUNEKY MONEKY BAYBYS

高校野球と言えばいの一番にこの唄が頭に浮かびます。
「あと一粒の涙でひと言の勇気で 願いがかなうその時が来るって」
どれだけこの唄に助けられたことか。