どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

実況の話

銀メダルと掛けまして、アイススケートと解きます。
その心は、『どちらも表彰(氷床)に登場します。』
こんばんは。


スポーツの名シーンの裏には必ず名実況があります。
それは高校野球からサッカーW杯までプロアマ問わずですね。
例えば沖縄代表の興南高校が甲子園で優勝した時に、こんな実況がありました。

「沖縄の夢、島人の悲願を、興南高校春夏連覇の偉業で叶えました!!」

またMLBマーク・マグワイア選手がベーブ・ルースの持つ年間本塁打記録に並んだ時にこんな実況もありました。

「起きろよベーブルース! 仲間が来たぞ!」


名実況はもちろんオリンピックにもあって、古くはベルリンオリンピックの時の「前畑がんばれ!」が有名でしょうか。
2004年アテネオリンピックの男子体操団体決勝で冨田選手が最後に鉄棒を演技した時には、NHKの刈屋アナが叫んだ「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への懸け橋だ!」という実況も伝説になっていますね。
刈屋アナはこの前にも「冨田が冨田であることを証明すれば日本は勝ちます!」という実況もされていて、どれだけ名実況を残すんよ(苦笑)と思うなぁ。

こんな風にオリンピックでは数々のドラマに花を添えるように名実況があるんですわ。
それは今回の東京五輪も例外ではなくて、感動する実況がたくさんあったわ。

例えば柔道女子48kgの渡名喜選手の決勝が始まる時、竹下アナが言った言葉が印象的じゃったな。
「148cm、勝ち気で強気の小さな柔道家が挑む東京オリンピック決勝です。」
ちなみに惜しくも決勝で負けた時の「負けて手にするメダルが銀メダルです。」という実況もグッとくるものがありました。

また同じ柔道では兄妹で出場した阿部一二三・詩両選手が優勝した時。
先に妹が優勝し、妹の前で優勝した兄に対して言った実況も良かったなぁ。
「やっぱりお兄ちゃんも強かった。」
ちなみにこの実況も竹下アナなんじゃね、凄いな。

レスリングの川井姉妹が2人とも優勝した時にはこんな実況もありました。
「強くあり続けた姉、強くなった妹!」

スケートボードの四十住さくら選手には「夏のさくらは早くも咲いたか!」
13歳の西矢椛選手には「13歳、真夏の大冒険!」


また実況では無いけど女子バスケットボール5人制が決勝で敗れた時に解説の萩原さんが言った言葉も良かったですね。

「勝った方も笑顔。負けた方も笑顔。」


改めて総集編を見るとスポーツっていいなぁと思いました。
元気を貰えて、わしも頑張ろうと思えたね。
しかし、こういう名実況って咄嗟に出るものもあれば、事前に考えておくものもあると思うんじゃけどどっちにしてもわしには思い浮かびそうにないな(苦笑)
そういった意味でアナウンサーなり解説者の方々にも「プロ」というものを見せてもらいました。


たちまち東京五輪関係の日記が10本になったけぇ、ここらで一旦区切るかね。
まぁまた気が向いたら思い出したように書くかもしれんけど(笑)
※閉会式の日記はまた書きます。


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
SMILE~晴れ渡る空のように~/桑田 佳祐

パプリカにしようかなとも思ったけどこっちは書いたことなかったし。
「栄光に満ちた者の陰で 夢追う人達がいる」
いい唄じゃなぁ。