どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

応援の話

うろ覚えと掛けまして、一人称と解きます。
その心は、『どちらも曖昧(I MY)です。』
こんばんは。


今日10月31日はハロウィンです。
なのでわしもハロウィンのことを書くかと思いきや、そうは問屋が卸しません。ハロウィンの日にハロウィンのことを書くのもひねりが無いし、そもそもわし仮装しとらんけぇなぁ(笑)

という訳で別の話題を書こうと思います。
そうです、今日は何の日かわかっているならばあの話題だろうと推測できるでしょうね。
大人の権利を行使する日、そう! 選挙です。10月31日は衆議院選挙の投票日です。
投票とは自分の意見を政治に反映させる権利であり、選挙権がある人しか投票できません。
4年に1回ということもあって、今日は選挙のことを書きましょう!

と言うとでも思いましたか? 選挙の投票日に選挙のことを書くのも面白くないです。
全く別のことを書くことにしましょう。


ふとYOU TUBEでFUNKY MONEKY BAYBYSの「あとひとつ」のMVを見ていました。
https://www.youtube.com/watch?v=ir5cF-EvBig
熱闘甲子園のテーマソングでもあったこの唄は名曲ぞろいのファンモンの中でもトップクラスの応援歌で、この唄を聞くと自然と涙腺が緩くなってしまいます。
涙が流れる悔しかった時のことを思い出すと同時に、いつから走らなくなったのだろうと思ったりもしますね。
うれし涙を流したことはないけど悔し涙を流したことは山ほどあるけぇなぁ。

そんな「あとひとつ」なんじゃけど、コメント欄にこんな書き込みがありました。

「余命宣告されました。長くて残り3ヶ月だそうです。まだ高校3年生の18歳これからなのにクラスのみんなとクラスTシャツ着て最後の球技大会、部活の仲間たちと最後の試合。全部できなくなっちゃった。でも、俺は病気になんて負けない!絶対に負けない!やりたいことたくさんあるもん!3ヶ月後もこのコメントに絶対に戻ってくるから!」

このコメントが書かれたのが3か月前。
イイネは約6700。ワルイネは一件もなし。
これに寄せられたコメントは上限の500件で、書いてあるコメントのほとんどが彼(コメ主)に対する応援の言葉でした。

ここで思ったんじゃけど、コメントをしている人ってほとんどがコメ主と面識がない人だと思うんよね。それでもたくさんの人が彼に対してエールを送っているんです。
これを見てSNSの凄さを改めて感じました。
一般的にSNSってバズったときよりも、炎上した時の方がニュースになりやすいし、このコメント自体もフューチャーされることは望んでないと思うんじゃわ。
それでも、それでも皆さんの人を思いやる気持ちに胸が熱くなりました。

彼もみんなのエールに応えるように近況を少しずつアップしていました。
体力的にもきついだろうし、現実を文字に落とすのも精神的にきついはずなのに、頑張ってアップしていましたわ。

その後、4週間前に彼の親友から亡くなったという書き込みがありました。
そのコメントにたどり着いた時には、やっぱり何とも言えない気持ちになりましたね。
ただし、見ず知らずの人でもこれだけエールを送ってくれる。新型コロナの影響で世界が悲愴感に落ちとるけど、そんなに世の中は悪いものではないと改めて感じました。
そしてわしも頑張ろうと。

「彼の分まで」という言葉を使うのは彼に対しても彼の周りの人に対しても良くないと思うので、わしはわしのできることを頑張ろうと思います。


改めてSNSってそんなに悪いものじゃないよ。


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
あとひとう /FUNKY MONEKY BAYBYS

何度でも聞ける名曲じゃと思うわ。
「あとひとつの坂道をひとつだけの夜を 越えられたなら笑える日が来るって」
坂道を走りたくなりますわ。