どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『東大生が選んだ勉強法/東大家庭教師友の会』

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今でこそ大学の数だけ学べるものがあるので偏差値だけで大学を選ぶ時代ではなくなりました。それでも日本の最高学府に東京大学が君臨しているのは事実であり、その難関を突破した学生は並々ならぬ努力をしています。
そんな東大生たちの勉強法が書かれています。

「単語帳を辞書がわりに使う」など、なるほどと思うことから「図を書いてポイントを書き込む」や「周囲に宣言する」など、大人になってから仕事の中で学んだものもあります。

その中でも特に印象的だったのが「先生の立場で試験問題を考える」というもの。
これは相手の立場に立って物事を考えるという点でいい勉強法だと思います。
大学生の就職支援を行っていたときに、自分が経営者だったらどういう人材と仕事がしたいかを考えることが大事と感じたことがあります。それと同じで、相手の立場に立って文ごとを考えるという視点が必要ですね。

そして「一年間の日数を細かに計算して割り出す。」
仕事はスケジュールを逆算して取り組むことが大事ですが、自分の高校時代はこの逆算力が無かったように感じます。参考書のページ数の逆算もしかりですが、この逆算力と非常時のバッファーとして余剰時間を計上できる力が時間が足りない現代には重要ですね。

今読むと割と当たり前のことが書いてありますが、この思考を受験生の段階で行っているあたり、さすが東大生だなと感じました。