どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

桜の話

法律と掛けまして、カンフーと解きます。
その心は、『どちらも憲法(拳法)が外せません。』
こんばんは。


3/11に全国で一番最初に広島県が桜の開花宣言をしました。
年々、階下の時期が早くなって来とるらしいんじゃけど、沖縄とか宮崎とか高知とか、南国の県よりも先に広島県に桜が咲くとは思わんかったなぁ。
しかも観測史上最も早い時期だそうで、奇しくも10年前に起きた東日本大震災の日と同じじゃけぇ、いろいろ思うところがあるなぁ。

桜と言えば毎年どこかの桜は見に行っとったんじゃけど、新型コロナの影響で大々的な花見には行けず、近所の桜の木を見るくらいになっていました。花見酒を楽しむまではいかんにしても、いろいろな桜の名所には行ってみたいんじゃけど、まぁしょうがないかな。

行ける距離なら山口県錦帯橋岡山県鶴山公園なんかは行きたいね。
行けない距離なら秋田県の角館や伊豆の河津桜は見てみてみたいですな。


さて、例年何かしら桜のことについて書いとるんじゃけど今年は思い浮かぶことがないけぇ、合格の方のサクラということで大学受験のことを書くことにしましょう。
わしは一浪をしとって大学受験を二回経験しとるんじゃけど、今思えばもっと勉強すれば良かったなぁと思いますな。
そんな後悔もあるけど、それは置いておいてとりあえず大学に合格した時は嬉しかったですね。

というのも一浪していることもあって志望校は国立大学。
もし国立大学に落ちたら東京の私大に入学という、猛烈にお金のかかる生活が待っているんですわ。親はダメとはいわんけど予備校に通った上にそこまでの負担をかけさせるのは非常に心苦しい。しかもさっきも書いたように200%勉強に打ち込んだかというと、そこまでではないけぇ、なおさらです。

しかもわし、ここでバクチを打っとるんですわ。
センター試験が思うようにいかんかったけぇ本当の本当の志望校は受検せずに、国立大学の前期・後期試験ともに、センター試験の自己採点に見合った大学を受けることにしました。
前期試験の大学に受験をしに行って、実際に受検を受けた時には「受かったな。」と思ったんじゃわ。それは慢心じゃなくて、まがりなりにも一浪のわしにとってこれまで受けていた模試の感覚からしてたぶん合格するなと。
一方でこっちも直感なんじゃけど「何かが違う。」とも感じました。
この大学で大学生活を過ごすイメージがどうしても浮かばんかったんです。たぶん実際に行ってみんとわからん感覚で何が原因なんかはわからんけど、何か違う感じがしたんですわ。
そんなモヤモヤを感じながら前期試験のその大学の合格発表を見ると「合格」。

本来ならここで受験勉強を辞めるんじゃけどそんなモヤモヤがあったけぇ、後期試験も受けることにしました。
スケジュール的には、後期試験の方が前期試験の大学の入学金支払い締切日よりも早かったけぇ、後期試験の感触を持って判断することができたんよ。

後期試験を受けた結果、こっちの大学の方が大学生活をイメージできたんじゃけど、悩ましいのは試験の感触。会心のできとは言えず、塾の先生に相談しても五分五分じゃと。

もうね、悩みましたよ(苦笑) 頭全体がはげるんじゃないかと思うくらい。
前期試験の大学を断って後期試験の結果を待つことはできるけど、それはリスクが高い。
しかもわしは一浪で、失敗したら費用面の負担はデカい。
結局、親の理解もあって後期試験の結果を待つことにしました。
ちなみに、前期試験の大学には親の勧めもあって辞退する旨の手紙を一筆書きました。


そして後期試験の結果が家に届いた日、わしは封書を開けました。

書いてあったのは・・・


書いてあったのは・・・


「合格」の2文字。


よっしゃーぁぁぁぁぁ!  これまでの19年の人生の中で一番大きなガッツポーズをしました。


サクラが咲いたんですわ。


結果的に合格した大学で過ごした4年間は今のわしの根幹になってますね。
今年の後期試験の発表が20日くらいらしいけぇ、たぶんちょうど今くらいの時期に後期試験を受けたんじゃないかな。
今からちょうど19年前くらいじゃなかろうか。

大学受験のニュースを聞くたびに自分の試験の時のことを思い出します。
2年受験を経験して記憶に残っとるのはこの話と、東京の試験会場のトイレから見た富士山が綺麗だったということくらいです(笑)


何はともあれ今年の受験生にも綺麗なサクラが咲きますように。

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わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
さくら咲く/嘉門 達夫

桜の唄は色々あるけど隠れた名曲じゃと思います。
「春にはさくら咲く 必ずさくら咲く」
確かに桜が咲かん春は無いなぁ。