アンクルブレッドと掛けまして、CDTVと解きます。
その心は、『どちらも方角（邦楽）が付き物です。』
こんばんは。
少し前に日本人女性のフランス料理シェフの特集がテレビでやっていました。
女性の名前は神崎千帆さん。
特集の内容はフランスでは日本と同様に新型コロナウイルスの影響で飲食店が打撃を受けており、テイクアウトに力を入れるお店も出てきているとのこと。そして神崎さんのお店も同様にテイクアウトを始めるというような内容だったと記憶していますわ。
ここまではよくあるっちゅうか、最近では主流となった光景じゃと思います。テイクアウトがランチやディナー営業ほどの売り上げまでには届かんとしても、お店を継続して経営していくためには必要な策じゃと思っています。
わし自身も昼食をとるときに機会があればコンビニ以外のこういったお店のお弁当を買うようにもしていますわ。
ただし、これまで思っていたテイクアウト参入のきっかけと違ったのが神崎さんは経営のためにテイクアウトをするというよりも、「（自分の料理を）待ってくれているお客さんがいるから。」という、どちらかというと顧客目線の理由がテイクアウトのきっかけじゃったんですわ。
客足は遠のいて経営も楽じゃないと思うけど、こういった心の余裕は持たないといけんなと思いました。
こういう考え方の人がおるお店には根強いファンがおるじゃろうし、新型コロナで落ち込んだとしても乗り越えてからは回復が一気に加速するじゃろうなぁ。まったく縁もゆかりも無かったけどニュースを見てわし自身も気になってメモしとったし、同じように思った人は多いんじゃなかろうか。
フランスに行く機会があったら一度訪れてみたいですな。
なので神崎さんについて少し調べてみたんじゃけど、わしが知らんだけでかなり有名な人みたいじゃね！！
2016年にアルゼンチン人パティシエのマルセロ・ディ・ジャコモさんと一緒にオープンしたVirtusは、3年でミシュラン1つ星獲得を獲得したらしいです。女性の星獲得シェフが少ない中での獲得であり、なおかつ日本人女性としては初の快挙のようです。
こちらにいい記事が書かれていましたわ。
https://news.line.me/issue/oa-kateigaho/988c57f92c5e
でもこれって後からじゃんけんにはなってしまうんじゃけど、先述のニュースを見た後にこのエピソードを聞けば「不思議なことではないなぁ」と思いましたね。もちろん本人が相当な努力をされているとは思うけど、テイクアウトを始めたときの顧客目線は必ず料理の細部の心遣いにも出ると思うし、遅かれ早かれミシュランをはじめ、世界的な評価にはつながったじゃろうなぁと思います。
こういう海外で活躍日本人のニュースを見ると嬉しい気分になりますね。
こりゃなおさらお店に行かんといけん！ いつになるかはわからんけど（苦笑）
そして実はもうひとつ似たようなエピソードがあります。
去年の春先に、まさに全国的な緊急事態宣言が出た直後にたくさんの方々と電話や話をする機会がありました。
中には理不尽なことを言われたこともあったんじゃけど、その中で印象に残った人がひとりいてずっと記憶に残っとったんですわ。神崎さんと同じように飲食店（ラーメン屋）をされている方じゃったんじゃけど、世の中が殺伐とした雰囲気の中、話の応対がとても紳士で大変なはずなのにこちらが救われたような気がしました。
その後、その人が経営されているお店にこっそり行ってラーメンを食べたんじゃけど、これまた美味しかったんよね。産地をはっきり示すくらい食材にすごく気を使っていて、美味しいラーメンを提供されていました。
神崎さんの神は細部に宿るじゃないけどこのラーメンを食べて、緊急時の時こそ、その人の人となりが表にでるんじゃなぁと思ったわ。
周りの人に感謝する気持ちを持ち、実ほど頭を垂れる稲穂のように真摯な対応をする人は、その人の仕事ぶりにもそれが表れると。
「神は細部に宿る」とはうまくいったもんなんじゃけど、このお二人の立ち振る舞いや料理の味は一朝一夕に構築されるものではなくて時間が積み重ねたものであるんよね。
じゃけぇ、すぐにマネはできん。それでもわしもこういう人になりたいなと思いました。
広島のこのお店で食事したことをずっと日記に書きたいなと思っとって書けてなかったんじゃけど、神崎さんのニュースを見て改めて思い返して書きました次第です。
もう少しコロナが落ち着いたらまた食べに行かんといけませんね。
えっ？ フランスは？って！？
行きますよ（汗）！ 頑張って働いて行きますよ（汗）！
ついでにシャンゼリゼ通りで英字新聞も読みますYO！
わっしょい（・∀・）ノ
そんなこんなで今日は
星影のエール／GReeeeN
この唄をBGMにした福島県の動画があって最近そればかり見ていますわ。
「白紙の物語に何を描くのか 誰と描くのか」
このエールが届きますように。
