どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『福岡市を経営する/高島宗一郎』

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史上最年少の36歳で福岡市長に当選した高島さんの初の著書になります。
骨格となるテーマは「挑戦」だと思いますが、自らが実践されているのでその言葉に説得力がありますね。
元アナウンサー出身だけあって、情報発信だけはこだわりを持って取り組んでいるように感じました。

例えば、
■スピードは最大の付加価値。だからこそ、決断はなるべく早く行うことが重要。
■市や県のトップがTwitterなどSNSを使え、自分の言葉で発信できることが大事。
■「行政サイドのお知らせ」を単に投稿するのではなく、「市民が知りたい情報」に変換して発信すること。
などは当然なのですが、それができている行政がどれだけあるかと言われると答えられないと思いますね。

また「余裕が極めて大切であり、リーダーとしてもっとも大切なことは、常に冷静に判断する精神状態でいること。」とありますが、精神状態に限らず肉体もつめ過ぎないような余裕があることが大事だと思います。そのためには休むことが大事ですね。

福岡市は起業する人が多いイメージがありますが、「開業率やスタートアップはあくまで「手段」であって、「目的」はリスクをとってチャレンジする人が尊敬される社会を創ること」とあるように、チャレンジに寛容な地域は発展が進みます。

何でもいいので昨日よりも今日、今日よりも明日が一歩進んでいるような、そんな人生を過ごそうと思います。