どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

日本酒の話

政治と掛けまして、お金の貸し借りと解きます。
その心は、『どちらも公約(口約)で終わらせてはいけません。』
こんばんは。


先日、「炒飯に合う純米酒」というものが新聞に掲載されていました。
ここでいう純米酒とは料理酒のことで、炒飯に使うと御飯がよりパラパラになるというものでしたわ。残念ながら炒飯を食べながら飲む日本酒のことではなかったんじゃけど、こういうニッチな部分を責めるのは嫌いじゃないです(笑)

ほんでふと思うたんじゃけど、飲む場面を想定した日本酒があってもいいなぁと思いますわ。
どういうことかと言うと、例えば飲食なら「○○を食べるときに飲む日本酒」。
おそらくそういった商品もいくらかはあるんじゃけど、より突っ込んだ日本酒じゃとなお良いけぇ、考えることにします。
一方で流通を考えるとニッチ過ぎてもいかんくて、ある程度国民食になっているレベルが必要なわけで、そう考えたときに一番に浮かんだのがラーメン。ラーメンを食べるときに飲む日本酒ということですわ。
ただし、ラーメンはスープがあるけぇ、その上日本酒まで飲むとおなかがタプタプになってしまうんよな。これを「スラムダンク安西先生現象」と言います。それに加えてそもそもの流通量の問題で、消費量を増やす(=飲みやすく軽い日本酒が望ましい)ということをすると、より一層お腹タプタプになります。
こうしたわけで、何の特徴もないタプタプの実の能力者があらゆる場所に生まれてしまいます。
しかも無条件で泳げなくなるというね(苦笑)
というわけでラーメンは泣く泣く却下となりました。

ラーメンが却下となると次に出てくるのはカレーライスかな。
こちらは香辛料が使ってあるけぇ、ある程度飲み物も進むのではないかと思いますね。
よしカレーライスにしよう!!(←整理が雑すぎ(笑))

「○○を食べるときに飲む日本酒」というのはカレーライスの登場によりクリアとなりましたが、もう一個考えとったシチュエーションがあるんじゃわ。
こっちはまじめに考えました(笑)

それが、「読書をするときに飲む日本酒」。
日本酒というと今でこそ若者にも普及しとるけど、未だにおじさんのイメージはあって、それを何とかして広げられないかと思いました。読書人口自体が減少傾向ではあるんじゃけど知的なイメージがあるし、日本酒を飲みながら読書をするとなんだかオシャレに見えるよね。
例えば伊坂幸太郎さんの作品が好きな人は、伊坂作品と一緒に伊坂さんの好きなお酒が売られていたら買うんじゃないかと思いますわ。伊坂さんの好きなお酒を飲みながら伊坂作品を読むと。
反対に特定の日本酒が好きな人が本屋で、同じお酒を好きな作家を見つけたらその本を買うんじゃないかなとも思いますね。
まぁ、こっちは少ないか(苦笑)

でも目をつぶって想像してみてください。

金曜日の夜、電気を少し落とした部屋の中で日本酒を飲みながら読書をする。
ゆっくりとした時間が流れ、そのまま寝落ちするもよし。

ムーディーな時間を過ごしとると思いますわ。
(ムーディーという言葉をイメージで使っとるけど。)

まぁその場面で読む本の内容にもよるんじゃろうけどね。
古くは夏目漱石から芥川龍之介、最近では中山七里さんなんかは日本酒に合う作家さんじゃないかなと思いますね。

もちろんヘベレケになるくらい飲みながら読むと作品の内容が一切入ってこんけぇ、そういった意味でも軽めの日本酒が必要なんじゃけど、それでも「読書に合う日本酒」っていいコンセプトじゃと思うけどなぁ。
読書バーはあるけぇ、それをさらに深掘りした日本酒読書バーなるものがあってもいいかもね。 

わしもあまりお酒を呑まんけど、機会を作って挑戦してみようかなとも思います。

かんぱい(・∀・)ノ  ・・・いや、


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
時代おくれ/河島 英五

男の酒の飲み方は、北酒場かこの唄がいいな。
「目立たぬように はしゃがぬように 似合わぬことは無理をせず」
敢えて目立たなくても存在感のある人になりたい今日この頃です。