どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

そうめんの話

帰省と掛けまして、運動会のリレーと解きます。
その心は、『どちらも再会(最下位)にも感動があります。』
こんばんは。


夏の食べ物と言えばアイスクリームやスイカなどが連想されると思うのですが、こいつも地味ながら夏の食べ物の筆頭といってもいいかもしれませんね。

そう、そうめんです!(←あいづちと名前が被った!!)

最近ではそうめんチャンプルーや坦坦そうめんなど、ネオそうめんもたくさん出てきとるんじゃけど、それでもわしはやっぱりオーソドックスなそうめんが好きじゃなぁ。
氷の入った水の中に浮かべたそうめんをすくって、ツユに浸し、ススっと食べる様は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感をフルに使って夏を体験できる画期的な方法で、「この夏場にそうめんを食べよう!」と広めた人にもう少し敬意を表してもいいんじゃないかと思いますわ。
(←そうは言うても多少、聴覚は強引かもしれんけど(苦笑))

さて、突然なんじゃが幼少期を振り返ってみると、そうめんの思い出と言えば何といってもピンク色の麺が頭に浮かんでくるわ。
一房に数本しかない、言わば「そうめん界の金のエンゼルマーク」なんじゃけど、自分が食べとるそうめんの中にピンクそうめんがひょっこり顔を出すとテンション上がるよね。
酢豚の中のパイナップルやポテトサラダの中のみかんよりも、はるかにはるかにテンションが上がるわ。

あれから30年。

今ではピンクそうめんを見てもテンションが上がることがなくなりました。
(←突然の綾小路きみまろ節(笑))

大人になったと言われればそうなんじゃけど、ピンクそうめんでテンションが上がらんようになった自分自身を思い返してみると、改めて寂しいなぁとも思います。
こうやって成長するにつれて少しずつ感動するものが減っていくのかなと。

一方で、そんな中でもそうめんをエンターテインメントにする方法があって、それがかの有名な「流しそうめん」ですな。
仕組みはいたってシンプルなんじゃけど、BBQのような参加型のイベントに仕立て上げられとって、これを編み出した人は凄いなと思いますわ。

さらには鉄腕ダッシュ!!では、その土地土地の地形を活かしたご当地流しそうめんなんかもやっとるけぇなぁ。
流す距離が長ければ長いほど、水につかったそうめんはふやけていくんじゃけど、その欠点を補う以上の魅力がありますな。
わし自身は記憶の中では流しそうめんをやった記憶がないけど、近所の広いスペースでわいわいやりながらやると面白いんじゃないかと思うよね。
最近は御近所づきあいも無くなって、あいさつをするくらいいしか関りが無くなってきたけど、小さい子どもが多い地域なら子供たちが流しそうめんで楽しんどる姿を見ながら、大人はビールで一杯っちゅうのもいいと思いますわ。

それに今でこそ外国人観光客も新型コロナウイルスの影響で減少しとるけど、日本の伝統文化のひとつとして箸の使い方も教えながら外国人と一緒にやると、異文化交流にもなっていいんじゃないかと思いますね。

そう考えるとあながちそうめんもバカにできん訳で、ピンクそうめんでテンションが上がらなくなったアラフォーでもそうめんを楽しむ術はあるんじゃないかと思うんですわ。

ちなみにそうめんが流れずに自分の椅子が動くような逆流しそうめんなんかをやってみても面白いかもしれん。

・・・吐くか(笑)


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
純恋歌湘南乃風

ミスチルのようなラブソングもいいけど、こういうラブソングもいいな。
「初めて一途になれたよ 夜空に響け愛のうた」
今の世の中に重なっとるような気がするな。