どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『未来のイノベーターはどう育つのか/トニー・ワグナー』

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子育てには正解がなくて日々葛藤なのですが、特に教育については色々と思うことがあります。少なくても親が子どもの選択肢を減らしたくはないと思っていて、一方でそのためにはどうすればいいか、毎日自問自答ですね。

大きく分けて、イノベーションの本質的なことと、それが子育てにはどう通じるかということが書かれていました。

本質的なことについては、
■ 人間はいろんな分野の人が集まったグループに加わると、もっとおもしろくて、斬新で、よりよいイノベーションや解決策を思いつくものである。
■ 自分が何を知っているかよりも、自分が知っていることで何をやれるかのほうがずっと重要になる。
■ 賢いことは重要だが、知的好奇心の方がもっと重要だ。
などが書かれており、日頃考えていることとズレはありませんでしたね。実行力と多様性がキーになると思います。

子育てについては、次の2つがとても印象に残っています。
■ 子供が何か言ったときに耳を傾けてくれる大人が近くにいること、子供が何かを探しているとき気にかけてくれる大人がいることは重要である。『短くても質の高い時間を一緒に過ごすことが重要だ』とよく言われるが、子供は、まず親が十分な時間を割いてやらないと質の高い時間を与えてはくれません。

そして、
■ 子育てで究極的に必要なことは信じることだ。親としての直感、判断、価値観を信じること。そして、子供にはユニークな感性と才能があり、学びたい、作りたいといった欲求があり、自分の潜在性を実現したいという内的なエネルギーがあることを信じるべきだ。

環境を与え、子供と向き合い、子供も自分も信じる。

行き着いた結論が至極シンプルでした。まずはもっと子供の声を聞こうと、改めて思いましたね。