どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

『旅の手帖 2019年06月号/交通新聞社』

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湧き出た源泉がそのまま浴槽になっている「足元湧出」が特集テーマなのですが、この言葉自体を意識したことがあまりありませんでした。でも、鮮度の高い温泉と思うと理解しやすいです。

以前も掲載されていた青森・酸ヶ湯温泉のヒバ千人風呂はスケールも大きく、風情もあるので行ってみたいですね。温泉旅館のサービスという点で見ると、山梨・下部温泉の大市館裕貴屋。洞窟風呂も去ることながらロビー脇の囲炉裏スペースの雰囲気がいいです。県産ワインに加え、焼きマシュマロや温泉卵も無料なので、お風呂上がりにしっぽりするのもいいでしょうね。

そして、全体的に見て思ったのが小規模浴場が多いという印象です。源泉を大規模浴場で扱うのが難しいからだとは思いますが、それが反対に浴場にいい雰囲気をもたらしているのではないかと思いますね。

時代も変わり、大規模浴場(旅館)の経営が難しいなかで小規模浴場の果たす意義は大きく、そこに活路はあるのだと思います。人とのふれあいが求められる時代なので、狭い空間で裸の付き合いをいかに産み出すかが大事でしょうね。