「役に立つことを楽しくやる」ということをモットーに新しい時代の働き方について書かれていました。
一番スッと落ちたのは、働き方改革は結果に過ぎないということ。役に立つことを楽しくやれば生産性が上がり、結果的に働き方改革になるということでした。
残業時間の縮減やテレワークなど手段としての働き方改革が叫ばれていますが、結果に過ぎないという視点はあまりなかったですね。
令和の時代は「戦略の中身や斬新さだけでは勝てない。戦略を実行する年のスピードなど組織力を磨かなければ、熾烈なグローバル競争で勝者にはなりえない。」ことや、「昔は情報"処理"能力が高い人が役に立った。今は情報編集能力の高さが問われる時代である。」とあるように、スピード感を持って変化に対応できる人材が必要というですね。
人の安全に関わる部分を除き、新たなテクノロジーの導入に慎重すぎてはいけないというのもそうですし、「創造性というのは0から1を生み出すためだけに求められるものではない。1を10にする、10を100にする時にも創造性は不可欠だ。」という部分も納得です。
結局は思考と行動を繰り返すことが新時代には必要であり、それが生産性の向上と働き方改革に繋がるのでしょう。