どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

高校野球の話

石見と掛けまして、パ・リーグと解きます。
その心は、『どちらも西部(西武)に魅力がいっぱいです。』

こんばんは。

 

夏の甲子園は大阪代表・履正社高校の優勝で幕を閉じました。

仕事をしていると毎年のことでなかなかリアルタイムで見ることができんのじゃけど、それでも今年は一週間程度、帰省でまとまった休みをとったけぇ、そこでおおよそは見ることができましたわ。

わしの予想では星稜が勝つかなと思うとったけど、石川代表・星稜高校の好投手奥川くんを攻略した履正社に天晴れですね!

もともとこの決勝のカード、両高校が勝ち抜いた段階で結構な伏線と言うか、ドラマがありましたね。

まず履正社。春の選抜では1回戦で同じ星稜に 0-3で敗れています。しかも、奥川くんに3安打完封17奪三振と、完璧に抑え込まれています。そのリベンジマッチとなった試合が夏の甲子園、なおかつ決勝という舞台じゃけぇなぁ。これも甲子園の魔物の力なんかなぁとも思ってしまいますわ。

なおかつ、履正社が勝てば昨年の大阪桐蔭に続いて、大阪の連覇ということにもなります。同じ高校の連覇だったら、最近では駒大苫小牧があるけど、違う高校での同一都道府県での連覇は珍しいんじゃなかろうか。そういった意味でも、特別な試合じゃないかと思っていました。

一方、星稜。春の選抜では履正社に勝利するも、2回戦で千葉代表・習志野に敗れています。地区大会の優勝校が集う秋の明治神宮大会でも決勝で北海道代表・札幌大谷に敗れており、タイトルが無いんよね。もっと言うと、昨年度も出場した夏の甲子園は、当時もエースの奥川くんが足をつり、なおかつ試合は史上初の逆転サヨナラ満塁弾で愛媛代表・済美に敗れています。

ちなみに、石川は大阪に対して夏は勝ったことがありません(0勝6敗)。夏の初勝利をかけて決勝で闘うという、こちらも特別な試合になりましたね。

なお、どちらが勝っても夏は初優勝ということ。

 

 

そういった中で、両高校の印象は打の履正社 対 守の星稜なんじゃけど、それでも実は星稜も打線がいい。履正社のピッチャーも悪くないんじゃけど、奥川くんを随所に休ませながら決勝までコマを進めた星稜の林監督もなかなかの策士じゃし、星稜優位かなと思っていましたわ。

結果的には履正社が5-3で勝利し、春のリベンジとともに、夏初優勝・大阪府の連覇で幕を閉じました。

 

そんな中でも印象に残ったのは、選手で言えば明石商業の投手・中森くんかな。

2年生ながら球威のあるストレートとチェンジアップを使った緩急のある投球が印象的でした。余談じゃけど、チェンジアップを使いこなせたら気持ちがいいじゃろうなぁ。打ち気の打者をあざ笑うかのように交わすチェンジアップ、空振り三振よりも凡打の可能性が高いという意味でも面白い球じゃと思いますわ。

それに加えて、ポーカーフェイスで淡々と投げる印象じゃし、結構体も大きいけぇ、来年も見てみたい選手のひとりですな。

 

印象に残った試合と言う意味では、やはり星稜と和歌山代表・智弁和歌山の延長じゃろうなぁ。奥川くんの23奪三振が注目されるけど、智弁和歌山自体もチームの完成度が高くて引き締まったいい試合じゃたし。5季連続甲子園出場と、漫画「ドカベン」の明訓高校みたいな経験値なんじゃけど、その成績に恥じないいい試合じゃったと思います。

 

今年の甲子園は終盤に台風もあったことで、例年に比べるとまだマシなスケジュールじゃなかったかと思いますね。

岩手県予選の大船渡高校・佐々木くんのようなこともあるけど、最終的には選手は野球が好きじゃけぇ野球をやっとるわけで、それを怪我などによって諦めてほしくもないし。好きな野球をずっと続けてもらいたいなと老婆心ながら勝手に思っています(笑)

 

やっぱり高校野球は面白い!

選手の皆さん、関係者の皆さん、お疲れさまでしたー!

 

 
わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
栄冠は君に輝く/いろいろな人が歌っている

甲子園と言えばこの唄じゃろうね。
「あゝ栄冠は君に輝く

この唄を聞くと青空が浮かんできます。