どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

高校サッカーの話

出初式と掛けまして、梨と解きます。
その心は、『どちらも放水(豊水)もあります。』
こんばんは。

 

高校サッカー選手権も本日準決勝が行われ、いよいよ終盤になりました。

わしが高校サッカーを見始めたのはそんなに古くなくて、最も古い記憶では帝京と東福岡の雪の中の決勝戦が一番古いような気がする。

その後、怪物・平山相太の出現に、市立船橋弾丸ミドル、野洲のセクシーフットボールに大迫半端なないって!などなど、たくさんのドラマがありましたわ。

 

その中には、地元・広島皆実高校の全国制覇もあったしな。その時の決勝が先述の大迫率いる鹿児島城西高校。この年の鹿児島城西高校は、今大会で10点取った大迫の他にも7点取った野村など、チームで6試合29点っちゅうアホみたいに点を取りまくるチームじゃったのによく勝てたなぁと思います。

 

さて、その広島皆実の優勝以降、広島県の代表チームがなかなか勝てない時代が続きました。

それが今大会では広島県代表として久しぶりに勝ち上がり、準決勝にコマを進めた高校がいます。

 

瀬戸内高校

 

なんと初出場です。

インターハイは何度か出場があるんじゃけど、選手権は初めてなんよね。思うに高校サッカーの選手権は高校野球でいうところの夏の甲子園じゃなかろうか。

決してインターハイの完成度が低い(インターハイ春の甲子園のイメージ)んじゃなくて、選手権の方がチームの成熟度が高いと。

じゃけぇ、どの都道府県も選手権予選を勝ち上がるのは相当難しいと思っていますわ。

 

そんな瀬戸内高校の相手は千葉・流経大柏

言わずと知れた激戦区千葉県の代表校で、昨年の選手権の準優勝校です。ちなみに2年連続の出場なんじゃけど、千葉県は流経大柏に加え、先述の市立船橋、八千代など、超が付くほどの激戦区。この流経大柏も過去に大前元紀を率いて全国優勝したことがあるんじゃけど、その時も決勝で静岡・藤枝東を相手に4-0じゃけぇなぁ。

そのイメージが強いけぇ、なかなか厳しい試合になるじゃろうなと思ってました。

 

ましてや、準決勝の第一試合は福島・尚志VS青森・青森山田

こちらは2年前に青森山田が全国優勝しとることもあって、世の中は青森山田VS流経大柏の決勝が見たいという雰囲気のように感じましたわ。

ほいじゃけぇ、尚志VS瀬戸内の決勝になればいいなと思ってましたね。

 

結果は、尚志がいいところまで行ったんじゃけど、PKで敗戦。

嫌な空気のまま、準決勝第二試合の瀬戸内VS流経大柏の試合が始まりました。

結果は0-5で敗戦。

なんちゅうか、壁はぶ厚かったです。

でもよく頑張ったと思うわ。

 

解説の人が「青森山田流経大柏も初出場の時は一回も勝てなかった。だけど、瀬戸内は初出場で3回も勝っているから胸を張っていい」みたいなコメントをされたようで、嬉しかったですな。

 

これまであまり上に上がれなかった広島県代表じゃけど、瀬戸内の快進撃は寒い広島を熱くしてくれたなぁ。

 

今回の活躍が今後の広島県のサッカーの躍進につながるとイイな。

 

【追伸】

翌日の中国新聞の監督のコメントを交えた記事が素晴らしかった。

『過去10年で一番弱いチームだったが、選手たちがやりたいといった「つなぐサッカー」にスタイルを変えて半年。一番弱かったチームは一番成長したチームになった。「楽しんでやると、こんなにも選手は伸びるのかと思った。」

 

やはり好きなことを伸ばすのは大事ですな。

 


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
理由なきNew Days/SOPHIA

 

この日記を書いとって、この唄を思い出して久しぶりに聞いたわ。
『ふと横見れば仲間達も 皆一人 独りじゃない』
「一人」と「独り」の使い方がいいな。