44歳となった三人は新しい趣味を始める。ハチベエは渓流釣り、ハカセはカメラ、モーちゃんは俳句。
ハチベエに連れて行かれた渓流釣りでハカセのカメラに写ったのは今まで見たことも無い蛇だった。
その蛇はツチノコではないかと考えた三人組は捕獲作戦を始めることに・・・。
中高年の趣味にフォーカスを当てながらも、ツチノコを追いかけるあたり少年のままだと感じました。三人組を大人に成長させながらも根幹である「冒険」の要素を残っているので少年のままで読むことができますね。個人的にはモーちゃんの趣味がもう少し伏線になるものだったら良かったかなと。
また、作者も言っていましたが、ハカセと陽子の行末が気になりますね。44歳とは言えクラスのマドンナだった陽子なので綺麗でしょうし、ハカセじゃなかったらすぐに恋に落ちているかもしれません。三人組の高校生くらいの時の恋愛模様も見たいですが、この二人の恋の行方も、今後どうなるか楽しみにしてます。