どちらかと言えば、つぶあん派です。

はじめまして、よっさんと申します。1982年、広島県生まれ。「あひるの空」とゆずの「夏色」とチキン南蛮を愛する一児の父。瀬戸内を盛り上げるために日々奮闘するも、泳げないのがタマニキズです。

金沢の日記⑥

隠岐の島と掛けまして、人生と解きます。
その心は、『どちらも航海(後悔)が付きものです。』
こんばんは。


金沢21世紀美術館は地域に開かれた美術館として有名らしく、美術館の外にも様々な展示がしてありました。
チューバやラッパのような筒に話しかけると遠く離れて設置されている同じような筒から声が聞こえたり、新世界のジャングルジムのように中に入って遊ぶことができる展示があったり。この日が雨じゃったけぇ思いっきりという訳にはいかんかったけど、それでも入館する前でも十分に楽しむことができました。

さぁ帰ろう! ・・・いやいや、ここまで来て入館せんちゅう選択肢はないじゃろw

水の張ったプールを下から見るっちゅうのが有名らしいんじゃけど、有名じゃけぇ当然ながら見ることはできませんでした。というか事前予約をしようにも結構先まで予約いっぱい(苦笑) 予想が甘かったと言えばそれまでなんじゃけど、まぁしゃあない。カレーも食べたことじゃし味覚は中和されたことでしょう。

さて実際に入ってみると美術館であり現代アートの展示ではあるんじゃけど、何となくわかりやすいというか、わしが見ても楽しめるような展示が多くありました。
最近の現代アートと呼ばれる作品はどこかアーティストの自己満足のようで見ている人を置いていっている感じがしとったんじゃけど、ここの美術館は参加型というか見ている人もアートの中に入って楽しめることができるんよね。
そこがいいなぁと思いました。
エレベーターもメタリックで近未来のような感じがして面白かったですわ。

今度来るとき、と言ってもしばらく来れんとは思うけど、その時は今回みられんかった下から見上げるプールを見てみたいなぁと思いますね。


21世紀美術館を後にして向かったのは道路を挟んで目の前にある石浦神社。
こちらですね。(https://www.ishiura.jp/
金沢最古の宮であり、縁結びの神様でもあるらしく、こういう美術館と神社が共有する空間というのもなかなか面白いなと思っていくことにしました。
境内には鳥居の回廊もあって、なおかつ雨の夕暮れじゃけぇ少し神秘的な雰囲気も醸し出しとって怖いくらい(苦笑) でも神社に祀ってある神様は悪さをしなければバチを当てることもないけぇキチンとお参りをして、社を後にしました。


さぁ雨も降っていることだし帰ろうか・・・、ということにはならず2日目最後の目的地であるひがし茶屋街に行くことに。
最寄りのバス停から降りて少し歩くと急に町屋が広がりました。石畳を挟んで両脇に並ぶ趣ある町屋。何となく、何となくなんじゃけど夕暮れかつ雨模様というのが本当によく似合う。天気がいいことに越したことはないんじゃけど、雨模様でも許されるようなそんな雰囲気がこの街にはあります。
しかも京都みたいに込み合ってないんよね。落ち着いて歩けるところが子連れで移動する我が家にとってはちょうどいいかなと思いますわ。
そんなひがし茶屋街で目指したのは「茶房素心」という町屋カフェ。
https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17001035/

17時過ぎに行ったんじゃけどほとんどのお店が閉まっている中で、お目当てのこのお店が開いとったのも良かった。2階に上がり案内された席からは町屋通を眺めることができるんよ。もう人通りはなかったけど、反対にその静かな道を見るのもいいなぁ。
わしは名物の加賀棒茶パフェを頼みました。結構ボリュームがあって体が冷えてしまったんじゃけど、息子は何のその。かき氷など美味しく食べていて若いっていいなあと思った瞬間ですw
しかし、お店を出てからも思うんが雨が似合う、いわゆる雨映えする観光地っていいなぁ。雨でもベースの満足度は高くてそれが晴れるとなおよいって最強じゃなぁ。

そんなことを考えながら帰りのバスに乗って金沢駅へと向かいましたとさ。


つづく・・・。


わっしょい(・∀・)ノ


そんなこんなで今日は
ゆびきり/タオルズ

あまりブレイクはしとらんけど名曲が多いんよな。
「世界の誰より幸せな 二人になろうと指きりして」
思わず口角が上がってしまう。